前後のストーリー
予告
再び大空に現れたデルタンダル。しかしそれは以前とは比べるまでもない力を秘めていた。
これに対応すべく、SKaRDはアースガロン第3の力を解放する。
次回、ウルトラマンブレーザー『天空の激戦』
鋼鉄の翼が今、出撃する!
登場怪獣
主な出来事
以前より開発されてたMod.3が完成し性能テストを兼ねて上層部立ち会いの元、機長としてアンリと操縦士としてヤスノブのローテで5回目の飛行実験が開始されたが、エミは今までさんざん飛行実験に来なかったのに今回だけ来てることに愚痴っている。
実験空域に到達したアースガロンは加速を開始。今回は以前交戦したデルタンダルの速度マッハ9での作戦行動を想定した機動実験だった。エミはMod.3の重力制御の推進システム『ウラヌスドライブ』がそのデルタンダルの飛行技術を応用している事に皮肉を感じていた。空戦機動実験が開始される。
だが、実験中にヤスノブが想定以上のGに耐え切れず、意識を失ってしまう。ゲントの指示でアンリが操縦を交代して事なきを得る。
この事を受けて、事故調査部門から次の実験でのヤスノブの操縦権を剥奪されてしまう。ゲントは空戦で必要とされる射撃を得意とするヤスノブが搭乗権限を持つべきと主張するも通らなかった模様。テルアキも上層部が部隊編成にまで介入することに納得が行かなかった模様。
ヤスノブは再度、搭乗権が取り戻せた時の為にトレーニングを続けていた。アンリは同じく操縦士であるヤスノブの事を気にしてトレーニングに同行する。
一方、GGFは豆鳥岬から東に2000キロ沖合の海上にてゲバルガのEMP発生器官を応用した対宇宙怪獣用の電磁波兵器のテストが行われていた。テルアキは急遽決まった実験でテスト地域の事前調査を行わずに実験をすることに不安を感じていた。対宇宙怪獣を想定した武器に関して、以前エミの父の日記に記載されていたV99との関連がゲントの頭を過っていた。
そんな中で、前回のペナルティである怪獣対処法講座の全国巡業の日だとエミから伝えられ、アンリとのトレーニングから戻ってヘトヘトのヤスノブは頭を抱えていた。アンリに至っては残り32都道府県と聞いて呆れていた。
直後、上層部から電磁波兵器の実験海域の海底から怪獣が出現したとの連絡が入る。出現した怪獣は例のデルタンダルの別個体で以前の個体の6倍の大きさだった。上層部は実験中の『Mod.3でデルタンダルを迎撃せよ』と命令。機長のゲントとテルアキはMod.3の耐G訓練をまだ受けていないため、危険と判断しアンリはアーくんのサポートで単独で発進することをゲントに要請する。ヤスノブは搭乗権限がまだ戻らないことで憤りを感じていた。
デルタンダルはGGF磯竹基地に飛来。以前と異なり速度が遅いことから地上からの集中砲火を受けるが、一切動じず、月光弾を連発して基地を爆撃する。
爆撃機のような姿からテルアキは今回の個体をデルタンダル(B)と呼称する。アースガロンMod.3が接敵、デルタンダル(B)は加速してマッハ9の空中戦に突入する。エミの指示で心臓部や関節部分への攻撃を展開するも命中せず、月光弾の直撃を受けてアンリは負傷してしまう。
その後、デルタンダル(B)は海に戻り、ヤスノブは出動出来ない無力感に耐え切れずにいた。再度、デルタンダル(B)が出現。今度は自分を攻撃したアースガロンの基地である押江基地、つまりここを目指していると判明する。15分後には到達すると判明。
アンリは再度、出撃を要請するもゲントは単独での戦闘は危険だと言い、ヤスノブも搭乗すると主張するも上からの許可が降りないと一喝する。手続きへの時間が掛かる事をエミはお役所仕事と皮肉る。ゲントはGGFの運用部長であるカンダに電話を掛ける。
再度、搭乗許可を要請。手続き完了まで実戦並びにMod.3の操縦権は無いと再度言い渡される。ヤスノブはゲントに頭を下げて搭乗の許可を求める。アンリもこの状況からゲントに懇願する。
ゲントは考えた末、アンリが操縦、機長がヤスノブなら上からも文句は言えないはずだと、出動を命じる。