肩書
シノンノ開拓民、20歳、女性、宿星:太白
概要
舞台版演者:長谷川かすみ
シノンの開拓民の一人。一人称は「あたし」。
サラ・カーソンの姉で、ユリアン・ノール、トーマス・ベントとは幼馴染。
健康的な美人で村の人気者だが、村の腕相撲大会で優勝するほど男勝りで腕っ節が強い。
ユリアンには好意を持たれておりエレンもそれに気づいているが「恋人とかそういうのにはなれないと思う」ときっぱりと断っている。理由に関しては「子供の頃から知り過ぎている」ことを挙げている。哀れユリアン。
主人公として選んでも、仲間として勧誘しても、特に固有のイベントは存在しないため自由気ままな冒険を楽しめる。
主人公としての能力
主人公選択時の宿星・得意武器補正無しのステータス
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ |
---|---|---|---|---|
85 | 10 | 16(7位) | 18(2位) | 20(3位) |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 |
12(8位) | 17(4位) | 16(7位) | 22(1位) | 白虎 |
上述した設定や仲間の時のステータスとはかけ離れ、
実際の素質としてはむしろ腕力は低い。体力はそれに輪をかけて低く、宿星と得意武器の選択によっては7という驚異の虚弱体質になることも。
初期ステータスで見ると魅力が飛び抜けて高く、次いで素早さ、器用さとが高い。魔力はそこそこ。
実はどちらかと言うと腕力戦士よりも小剣や弓、術を用いる方が向いていたりする。ある意味で見た目通りとも言えるが…
尚、得意武器を小剣にすると全ての武器種の7〜8割ほどの閃き適正を得られる特殊な閃きタイプとなる。
何かしらの抜けがあったり、そもそも幅広く適性があってもそれが必ずしも有効に働くとも限らないものの、ちょっとした武芸百般感を味わえる。
ちなみにこれはサラも同様であり、あるいは本当に血の繋がりがある可能性なのかもしれない…?
仲間キャラクターとしての能力
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ | |
---|---|---|---|---|---|
75 | 10 | 21 | 14 | 18 | |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 | 閃きタイプ |
15 | 15 | 18 | 20 | なし | 8(体術中心) |
仲間にするときはランスの聖王家の辺りにおり、話しかけるだけで良い。彼女が関するイベントも無いため、気軽に仲間にできる。ハリードが主人公の場合はオープニングイベント終了後、ロアーヌの酒場で自動的に仲間になる。
攻略本などでは「得意武器:斧」と書かれており、初期装備も手斧だが、実際の閃き適性は体術であり、龍神烈火拳・タイガーブレイクなどのような大技も全て自力で閃ける。これを知っている人はたいてい体術で育成する。たとえ素が低くとも、カスタマイズ次第でカバーができるという好例。
尚、設定上得意なはずの斧技は、実際にはそれほど閃き適正を持っていないため、『練磨の書』ではハリード共々「器用さが低いため閃きが悪い」と再三に渡ってこきおろされていた(実際は閃きに器用さは無関係なので、完全な濡れ衣である)。
一応、実質最強の斧技ヨーヨーは自力で閃けるし、成長補正は斧・体術の両方とも高く、ロマサガ3の仕様上閃き適性の無い技でも閃くことは可能なので、斧でも育てられないことはない。
『ロマンシングサガ リ・ユニバース』においてもその辺りを暗に触れられており、それに反発するかのように彼女のスタイル名やテキストには「やっぱり斧が好き」「斧は体の一部」などと書かれている。なおゲームシステム上、リ・ユニバースでは斧以外の武器は一切装備できず、技も斧技しか閃かない。
余談
ミニゲームの「トレード」中に登場する物件「カーソン農場」は、エレン・カーソンとサラ・カーソンの名前が示す通り、彼女ら姉妹の実家である。
ネタバレのために詳細は伏すが、ラストバトル前のセリフは本作でも屈指の名台詞・感動ポイント。
エンペラーズサガ
【決戦! 戦慄の浮遊城!!】で人力風起こしを漕いで皇帝一行を城まで運ぶ役を担う。
なぜこの役が回ってきたかについてだが、ロマンシングサガ2において
力自慢の皇帝のみが人力風起こしを使って浮遊城へと飛行する事が可能だったため
腕っ節の強い彼女に白羽の矢が立ったものと思われる。
【灼熱! 大密林の火術要塞!!】ではゆきだるまを救うために皇帝に同行。
その後、戦士カードとして登場。機動。
補足
タグとしてはこちらは少なく「エレン」のほうが多いが、他作品のキャラと紛れるために「エレン ロマサガ」のような検索が必要であり、その場合はフルネームでもヒットする。
関連イラスト
関連タグ
主人公一覧
ネタバレ
「サラは私の妹、ただそれだけの普通の子よ!」
「サラ、帰ろう」
実は姉妹の間に血の繋がりはない。
サラの正体は今の時代における宿命の子であり真の宿星は『死星』である。
このためエレンは、立場的には聖王の姉に近いと言える。
ラストバトル直前の台詞はエレンが主人公か否かで変化する。
「サラは宿命の子なんかじゃない! 私の妹だ!! 返してもらうよ!!」
エンディングではすっかり元気になったサラと共に、皆に会いに行くべくシノン村を旅立つ姿が描かれている。さしも死の宿命も『姉妹』の絆を引き裂くことはできなかった。