曖昧さ回避
肩書
雪だるま、年齢不明、性別不明、宿星:辰星
概要
仲間になるキャラクターのひとり。
「雪の町」に多数いる雪だるまのうちの特定の一体が同行を望み、これに応じるとパーティに加入する。当然ながら熱気に弱いためそのままでは外界に連れ回す事ができないが、アイテム「永久氷晶」(銀氷河で長い年月を経て生成されたどんな炎にも溶けない氷晶)を渡すとこれを装備して弱点を克服し正式に仲間になる。
語尾に「~なのだ」と付ける口調が特徴(これは仲間になる個体だけで、他のモブ雪だるまは普通の口調で話す)。
グラフィック上、手も足も無いのに、歩いたり体術や武器を使ったりする。不思議。
……要は「そこを触っちゃ ダメなのだ。」ってことなのかもしれない。
仲間キャラクターとしての能力
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ | |
---|---|---|---|---|---|
180 | 8 | 11 | 17 | 8 | |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 | 閃きタイプ |
24 | 14 | 23 | 18 | 玄武 | 8(体術中心) |
腕力・素早さ・魔力と、大凡ダメージソースとなり得る能力3つが壊滅的に低い。
器用さはまだマシではあるもののそれでも一線級とは程遠く、弓・小剣の成長補正や閃き適正もないため、何のカバーにもなっていない。
閃きタイプや初期体術レベルからは体術使いのコンセプトを持っているようだが、腕力と素早さを合計しても20に届かないことから推して知るべし。
攻めの能力はダメダメだが、他方で体力はぶっちぎりで高く(しかも4nで効果が上がる中できっちり4の倍数)、次いで意志力も高く、守りに関しては中々堅牢。
素では下記の性別以外に種族的な特性を持たないが、正式加入で永久氷晶を装備すると熱と冷を完全に防ぐようになり、玄武地相での自動回復も得られる。加えて何故かスタン耐性まで付いてくる。
また「性別が無い」ため、性別参照型の魅了を両方防いでくれる(表示上ではようせいやボストンと同じく「不明」だが、ようせいは実際には「両性」なのでゆきだるまとは異なる)。
低速度と熱冷無効を逆手にとって、全身鎧を装備させると良い。フォートスーツ+強化胴着+ガードリングなどで物理防御をガチガチに固めれば雷以外は大幅にダメージ軽減できる。
鳳天舞の陣で的になってもらい反撃技でもよし、ウォーターポールでデコイになってもよし、聖王の槍で能力上昇に徹してもよし。
正確な年齢も不明だが、300年前に聖王と氷の剣を取りに行った旨の台詞があることから、少なくとも数百歳は越えている。ちなみに同作の仲間キャラクターで彼(彼女)以外に聖王と直接の面識がある人物には、聖杯を所持するレオニード伯爵がいる。
アウナス戦の特攻イベント
アウナス(幻影)戦でゆきだるま以外の味方が戦闘不能に陥ると、画面上部に「永久氷晶!!」のセリフが表示された後、アウナスが謎のエフェクトに包まれて消滅、直後にゆきだるまも倒れて戦闘が終了する。
残された仲間たちがアビスゲートを封印するが、既にゆきだるまの姿はなく…
このイベントを発生させるとゆきだるまは死んでしまい、以後仲間にすることはできない。
また、アウナス(幻影)のドロップアイテムである「炎のマント」も入手できなくなる。
アウナス本体との戦闘では発生しないので安心して戦って欲しい。
このイベントを指して「さよならなのだ」と言われることもあるが、これは攻略本「練磨の書」に表記されていたイベントの通称「さようならなのだ」が由来であり、ゲーム本編には存在しない。
リマスター版の冒険記では、永久氷晶を投げつけて我が身を犠牲にしたことが明記されている。
余談
特攻イベント時の「永久氷晶!!」というセリフと演出は、それ自体が内部データで「耐性無視の即死攻撃」として設定されている。
バグ技を利用して他キャラに習得させるとラスボスでも即死させられる。