「空気を読め 立場を弁えろ 俺達が正義だ」
概要
竜神戦隊ドラゴンキーパーのリーダー。コミックの単独表紙は1巻。
人物
赤刎創星(あかばねそうせい)
CV:中村悠一
本作開始時点のレッドキーパー。戦隊全体の顔役であり、一般市民からの人気も高く、素顔で広告塔としても活躍しており、「理想の上司ランキング」10年連続1位になるほどである。
悪を許さず、自身が正義の戦隊であることに誇りを持っている。
左目の下に泣きぼくろがある、一見しただけでは好青年に見える容姿。
関連タグ
スタッグバスター:中の人が同じ戦士。ただしこっちはシルバーである。
赤刎創星の実態
※注意:以降、『戦隊大失格』のネタバレ箇所あり。
表の顔こそ爽やかに見える赤刎だが、裏の顔はおよそ好漢と言い難いものである。
冒頭引用した日曜決戦時の戦闘員Dに対する台詞に代表されるように、(戦隊である以上当然にせよ)怪人に対してはとことん侮蔑的であり、また人間に対しても概ね同様で、観客の子どもについても陰で「そこらじゅうガキだらけ」とこぼしている。これらのこともあってか、怪人保護協会幹部との会談「戦保談議」において、冒頭10分間の取材の入った時間はどこかで見たような「×」の付いたマスクを付けて沈黙を余儀なくされている(リーダーなのに)。
また、サイコパス・ドメスティックバイオレンスと見られる気質があり、以下のような行動が見られる。
- Dに神具を盗られた後に開いた全一位隊員大直会(戦隊たる正一位と従一位による会議)で、そのことを説明する発言が開口一番「ミスっちまった。俺の神具盗られたっぽい」と反省の色がないものである。そして、それを詰問し譲位を迫った従一位の緋村仁に対し、反省して譲位してもいい風に言いながら次の瞬間タコ殴りにしている。その後明確に撲殺した場面こそないものの、血痕に塗れた壁を背に、自らの手も血に染まったまま平然と食事をしている。
- 青嶋庄吾の後任のブルーキーパーを選定する大直会で、会議終盤にお茶を運びに来た従一位代理(赤刎が粛清した緋村の後任)の小豆大粒に対し、うっかりお茶をこぼして赤刎に引っ掛けてしまったことから粛清している(これも明確な描写はないが、小豆を睨みつけた後に赤刎が血痕の付いた壁を背にする場面がある)。
- 前記の「戦保談議」にて、オフレコ時間に遷移した後、協会代表理事の薄久保薬師との会話で、薄久保が批判、面罵したことに激怒し、握手した薄久保の右手を握ったままちぎり落としている。
3.の場面では「戦保談議」に従一位代理の梅沢松竹(小豆の後任)になりすまして潜入していた「午」の怪人幹部フワリポンによって作者の前作で見たような背面にパイナップルマークの付いたスマートフォンで動画配信をされてしまい、これが拡散した結果、大戦隊の信用失墜となり、更にスポンサーの逸走から12年続いた日曜決戦の打ち切りにまで至っている。