曖昧さ回避
イーリスとは、本記事で説明するギリシャ神話に登場する虹の女神。また転じて、以下の用例もある。
虹の女神イーリス(ギリシャ神話)
イリスともいう。
タウマース神と女神エレクトラとの間の娘。あまり知名度のない両親であるが、父方ではガイアおよびポントスの孫、母方ではタイタン神族たるオケアノスとテテュスの孫と言えば多少分かりやすいか。
・・・つまりは神々の王権争いとはあまり関係ない穏やかな家系である。
また、ハーピーは妹だという。姉と妹、何故差がついた・・・?
英語ではアイリスといい、菖蒲の花の語源となったと云われている。
天地を結ぶ虹そのものの神格化である。七色に輝く衣をまとい、大きな翼をもつ愛らしい娘、その飛んだ後に虹がかかる。
女神ヘーラー(ヘラ)の忠実な部下とされ、しばしば神々の伝令を務める。
常にヘラの玉座のそばに控えており、気難しい神々の女王に健気に仕えている。