概要
CV:三石琴乃
モモンの本(珊瑚色)の持ち主のシスター。モモンとは修道院で出会っており、下着泥棒をしていた彼をシスター仲間達と一緒になって取り押さえていた(アニメ版では旅先で下着泥棒をして女性達に追われていたモモンに偶然遭遇し、助けを求められる形で出会った)。
争いを好まない性格ゆえ、王を決める戦いをやめるよう魔物に説いてまわるために世界中を旅していたが、ガッシュ一行に出会うまではモモンの優れた探知能力で一度も魔物に出会うことがなかった。そのため、魔物の戦いを一度も経験したことがなく、持っている術の効果もモモンの腕を伸ばす「アムロン」以外殆ど知らなかった(清麿曰く、「ある意味一番怖い」)。
旅の道中に訪れたモチノキ町ではぐれてしまったモモンを探してガッシュ達に声をかけたことから、初めてモモン以外の魔物と遭遇する。
清麿の自宅でガッシュ達から悪い魔物ばかりいる訳でないことや清麿の人柄の良さを聞いて安堵するが、当の清麿はこのときモモンにズボンをずり下げられた挙句川に蹴り落とされて怒り心頭だったためにガッシュ達の話で聞いた人物像とは全くかけ離れていることに困惑し、更にタイミング良く(エルにとっては悪く)モモンが現れ、鬼ごっこが開始される。
モモンに執拗にスカートをめくられ、更に盗まれたパンツを見せびらかされブチ切れたティオと交戦。その最中でもモモンが術を駆使して執拗以上にスカートをめくることに執着していたために怒りの頂点に達したティオが新呪文「チャージル・サイフォドン」を覚醒させ、モモンは敗北する。
その時点では本は燃やされず、モモンはその優れた探知能力を買われファウードの位置を特定、攻略のために赴くことになる。
本来は争いを苦手としながらもファウードは避け得ない災厄と悟り、戦いへの恐怖を拭えずにいたモモンを一喝するという芯の強さを見せた。その後のファウードのメインコントロールルーム内の戦闘ではモモンがその恐怖を完全に克服し、エル自身もモモンの成長を大いに喜ぶが、その途中で足を負傷するも自らの危険を顧みず、ロデュウ・ジェデュンに「オラ・ノロジオ」をかけるようモモンに諭すが、モモンに救われた。
モモンの本は燃やされてしまうものの、最後のチャンスを逃してまで自分を助けることを選んだモモンを責めようとせず、何も言わずにモモンを慰めていたが、直後に覚醒を遂げた清麿が登場。モモンの頑張りは無駄にならず、魔界へ送還され行くモモンに感謝の言葉を残した。
ファウードで助けられたことがきっかけでカフカ・サンビームに好意を持ち、戦いの後はアフリカで一緒に暮らしている模様。
アニメではキースのド適当な交響曲9番「喜びの歌」の独唱パートに対して「歌詞が適当」と指摘し、ドイツ語の歌詞で対抗。キースは圧倒され、サンビームは顔を赤らめながら彼女の美声の虜になっていた。
原作では主に「シスター」「シスター・エル」と呼ばれるが、アニメでは宗教関連の表現規制もあり「エル」と名前で呼ばれることが多い。