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編集者:卵饅頭
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プロフィール

出身地日本
誕生日1964年7月21日
身長175cm
体重68kg
スリーサイズB:112 / W:81 / H:85
血液型O型
好きな物強者を倒すこと
嫌いな物弱者
特技飛来する弾丸を躱す
格闘スタイル不明(メディアによっては殺意の波動

※以上は「スーパーストリートファイターIV ARCADE EDITION」より(一部加筆あり)

概要

「心ノ臓、止メテクレル…!!」

ストリートファイターZERO」シリーズから登場するリュウの隠しキャラ及びボス仕様である。後の格ゲー界のEXキャラクターの先駆けともいえる存在である。元は海外版の隠しキャラクター『Evil Ryu』として開発されたものを、原作が逆輸入する形で取り込んで誕生したキャラクター(そのため、英語表記はEvil Ryu)で、日本国内では主に殺意リュウという略称で呼ばれている。

リュウの師匠である剛拳の弟、豪鬼が会得した殺意の波動にリュウも感化され、ダークサイドに堕ちたかの様な雰囲気になり、使用する技も豪鬼に近い物になっている。

この設定が、のちのリュウのストーリーに深くかかわることとなり、それまで完璧超人扱いだったリュウの在り方を変えることにも繋がった。

元々リュウは殺意の波動を秘めていたが、第1作目サガットを倒す際に昇龍拳を放ち、「格闘家としての死ではなく人間としての生を選んだ」ことが殺意の波動に目覚める要因となり、以降は「真の格闘家」を目指すだけでなく、その克服を模索する目的も兼ねて修行していた。

謂わば克服に至らなかったIFの姿である殺意リュウは、ゲーム内のほとんどにおいては徐々に本来の人格を失っていき、最終的に殺意の波動に完全に魅入られる結末を迎えるが、「ストリートファイターEX plus“α”」などの一部ゲーム作品では正気を取り戻す事もある。

性格・言動ともに本来のリュウとは異なり、『戦い=殺し合い』といった指向や、言葉遣い、体や道着も黒くなる、相手を倒すと背中に【】の字が表れるなど、豪鬼のそれとほぼ同様のものとなっている。豪鬼と同様、殺意の波動の影響からか攻撃力が大幅にアップしているが、反面防御面で弱体化している為意外と打たれ弱い点には注意。

なお、繰り返すが殺意リュウはIF設定のキャラであり、正史においてリュウが殺意の波動に目覚めたことは一度もない

ストⅣ

「我が名はリュウ! 殺意の波動に目覚めし者!!」

こちらは「Ⅳシリーズ」に登場した殺意リュウ。

狂オシキ鬼との戦いで、彼の技である『冥恫豪波動』を受けた影響により誕生した。

袈裟懸けに破れた道着や胸から背中に掛けて貫通している傷跡は、この技によるもの。

頭髪は赤く変色し逆立ち眼球までも変色しており、これまで以上に豪鬼に近い容姿に変化している。

記憶などは留めているものの、これまでのような葛藤も無くひたすら“死合い”を求めるなど、最早リュウ本来の人格はほぼ残っていない。

しかし、それでも勝利ポーズや挑発時に胸を押さえながら苦しんだり、勝利メッセージでは“完全な力を得たものの奇妙な苛立ちを覚える”といった旨の発言もある。

そのために、通常のリュウが対戦相手であった場合のセリフなどから、殺意リュウはその残された意識をも消滅させようとしている事が窺える。

性能は例に漏れず防御力が低く阿修羅閃空の性能に難点が残るものの、性能が変化した滅殺豪昇龍、そして新たな技である竜爪脚を絡めた高火力のコンボが強力である。

ちなみに「ストⅣ」の殺意リュウは死人で、「殺意の波動」が体を動かしているという設定がネット上で流れているが、「ストⅤ」のディレクターである中山貴之氏はTwitter上でこれを否定している。

ストⅤ版…?

殺意リュウに相当する新キャラクター「影ナル者」がシーズン4追加プレイアブルキャラクターとして追加された。

ただしその正体は暴走したリュウ本人ではなく、実体化したリュウの殺意の波動そのものであり、プロフィールの職業項目は殺意の波動

詳細はリンク先へ。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

ストリートファイターシリーズ35周年と言う事で「スピリット」として2022年1月14日に期間限定で登場。なお、基本的にリュウの強化版ともいうべきもので本家の殺意リュウまんまというわけではない。ただし、リュウに憑依しているスピリットの豪鬼版とは性能が異なる強敵。

ランクは当然の如くLEGEND級で攻撃力が8000越えと言うすさまじい性能だが、スロットがゼロなので状況を選ぶ。

必殺技の性能はリュウと豪鬼を混ぜたような感じで、阿修羅閃空滅殺豪昇龍瞬獄殺も使用可能。ただし、完全に波動を御しきれていないのか、空中から波動拳を放つ斬空波動拳は使えず、勝利メッセージで苦しむ所作を見せることもある。

必殺技

波動拳

ほぼリュウと同じ性能だが、エフェクトが豪鬼の物になっている。

灼熱波動拳

炎を纏った波動拳を放つ。普通の波動拳より発生が遅い代わりにヒットするとダウン(作品によっては連続ヒット)する。

昇龍拳

豪昇龍拳とほぼ同じ性能。ストⅣでは性能が異なり2ヒットする。

竜巻旋風脚

竜巻斬空脚とほぼ同じ性能。

阿修羅閃空

移動技。移動中は完全無敵で、相手もすり抜ける。ストⅣでは豪鬼より距離もスピードも半分になっている。

竜爪脚

『ストⅣ』で追加された技。弧を描く様に脚を高く振上げ、前方に身を乗り出して力任せに地を踏み鳴らす技。

斬空波動拳

豪鬼と性能は同じ。『ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション』での『ハイパーストリートファイターZERO』の赤S-ISM限定でのみ使用できる。

竜咬砕

龍爪脚の上位互換。ゲージ2本消費して3ヒット竜爪脚の後に前傾姿勢の威嚇で地を踏鳴らし、追撃する。『ストⅣΩエディション』でのみ使用可能。

落陽波動拳

「斬空波動拳」の変形版。踏ん張って「顎砕き」の挙動で、真上に波動拳を放つ。上空に放たれた気弾は、画面上端から斜め前方に落下する。『ストⅣΩエディション』でのみ使用可能。

羅刹哮

瞬獄殺と同様の挙動で襲撃し前傾姿勢の威嚇で弾き飛ばす移動投げ。『ストⅣΩエディション』でのみ使用可能。

スーパーコンボ/スーパーアーツ/ウルトラコンボ

真空波動拳

通常のリュウの使うものと性能は同じであるが色は変化している。『CVS』シリーズではコマンドが豪鬼の「滅殺豪波動」と同じものに変更されている。

真空竜巻旋風脚

こちらも通常のリュウの使うものと性能は全く同じであるが、『CVS』シリーズでは使わなくなっている。『EX』シリーズでは空中でも発動できる。

滅殺豪昇龍

昇龍拳を2〜3連発で繰り出す、豪鬼のものと同様の技。

『ストⅣ』では特殊演出が追加され、3発目の昇龍拳をヒットさせた拳を開いて掌に黒いオーラを集め、打ち上げた相手目掛けて急降下、側頭部に拳を叩きこみ、そのまま地面に叩きつけるものとなっている。

側頭部に拳を叩きこみ地面に叩きつけた瞬間、殺意の波動が爆発する描写がある。

電刃波動拳

『EX』シリーズにて使用。性能はリュウのものと同じ。雷を纏った真空波動拳を放つ。

滅・波動拳

『CVS2』ではLv3専用スーパーコンボ。電刃波動拳と同様にガード不能(ただしブロッキングは可)で、気絶値が非常に高い。威力は真空波動拳より低く、暗転解除後には気を溜める動作があるために気弾を放つのが極端に遅い。

『ストⅣ』では、電刃波動拳と同様に溜めることができるが、ボタン連打などで溜め時間を短縮することは不可能であり、気弾の威力は最大の溜めでのみわずかに増す。ただし至近距離でそれをヒットさせることで威力は激増、アップで波動が炸裂する演出が生じる。

龍哭波動拳

『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS.CAPCOM』での隠し超必殺技。太いビーム状の波動拳を撃つ。

瞬獄殺

豪鬼のものとほぼ同様であるが、性能は作品によって異なる。

『ZERO2 ALPHA』ではコマンド完成後の移動が豪鬼よりも一瞬遅い。

『ZERO3』では相手キャラクターを掴むのに失敗するとわずかの硬直時間が発生する。また技のヒット数は豪鬼の15ヒットに対してこちらは12ヒットであるなど性能が劣っている。

『CVS』以降では、この技でとどめを刺すと「滅」の文字をバックにした専用演出となる(『ZERO』シリーズおよび『EX』シリーズは豪鬼と同じ「天」)。技後に取るポーズは『ZERO2』、『ALPHA2』、『ZERO2 ALPHA』と『EX』シリーズでは正面向きで腕を組むが、『ZERO3』以降では豪鬼と同じく背中を向けるものとなっている。

『ストⅣ』では大幅に強化されており、突進距離は豪鬼が2キャラ分弱、狂オシキ鬼が2キャラ分に対し、4キャラ分弱と優れており、突進時の動作も豪鬼のものと同じである。

ゲーム中の性能

『ストⅣ』以外ではリュウと豪鬼の中間かつ、両者の劣化版のような性能である事が多い。例外として『ALPHA2』(海外版『ZERO2』)、『最強ファイターズ』、『ウルII』ではリュウの上位互換にあたる性能である。

しかし『ストⅣ』では大幅に差別化され、同じ感覚で戦うことは出来なくなった。その為、全くの別キャラであるという認識を持って戦う必要がある。

同作では移動速度の上昇、牽制力のある技、高性能なスパコンなど、攻めることに特化したキャラになっている。特に新たに追加された龍爪脚を混じえたコンボは目を見張る威力を誇り、決まればノーゲージで4割削ることが出来る。

ゲージも溜まりやすく、相手の気絶値もためやすいため一方的な試合展開を繰り広げることも可能。

ただし体力・気絶耐久値はどちらも900と低く、ガードされると手痛い反撃を受けやすい技も多い。しかも相手の懐に飛び込むのも一工夫必要だったりするなど立ち回りが難しい。

さらに上記の火力を出すためにはタイミングが非常にシビア(猶予が0フレームのモノもある)なコンボを完走しないといけず、場合によっては何も出来ない内に倒されてしまうこともある。

このことから、『100か0の修羅の方な戦い』を好む玄人向けのキャラクターと言える。

関連動画

theme of evil ryu

スパ4にて新たに作られた殺意リュウのステージBGM。

良く良く耳を傾けると気付く人もいるかもしれないが、豪鬼のステージBGMをベースにリュウのステージBGMのフレーズが所々に紛れ込んでる。

編集者:卵饅頭
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