CV:田中真弓
概要
日本一ついてない中学生。身長142cm、体重42kg、股下42cm、足のサイズ24cm。
作品開始時では中学1年生、終了時は高校1年生。クラスは1年B組→2年C組→3年A組。
趣味はラブレター書き、押し花。猫が大嫌い。泳ぎが苦手。実はらっきょもあまり好きじゃない。
もはや生存が難しいほどの不運に日々曝され続ける少年。例を挙げるとキリがない。
- 母親が誤って排便中に出産、ボットンがゆりかごとなる
- 上記のショックのため毛髪が総毛立ってしか生えなくなる
- 剣山状の毛髪に玉ねぎが刺さって同化
- ついでに何故か耳たぶとキュウリが合体
- 日々玉ねぎの臭いに悩まされ朝シャンが日課
つまり、我々が毛髪と耳たぶと思っているものは全て野菜なのである。ちなみに、玉ねぎとキュウリは同じ八百屋にて体の一部となった(キュウリ事件は玉ねぎから3年後)。
第一話で地球にやってきた侵略宇宙人・「カマキリ星人」のUFOの不時着時に潰され、死んでしまう。
その時、地球を守るヒーロー・元祖ラッキーマンに『私は地球では誰かに体を借りなければならないから、合体しよう。そうすれば命を助ける。』と言われ合体し、以降「変身用らっきょ」を食べると宇宙一ついているヒーロー・ラッキーマンに変身できるようになる。
(アニメ版では、元祖は『バイトの都合』で地球を守れないので、洋一に変身用らっきょを渡すのみ。
合体はしない)
同級生の日本一美しい中学生・「奇麗田見代」(みっちゃん)のことが好きで、ラブレターを度々渡そうとするが、持ち前の不運と「宛名を書かない」などといった自身の不注意などで結局作中では一度もみっちゃんに届かない。同じく同級生の「不細工です代」に誤ってラブレターを渡してしまい、惚れられる。(つまり、文才だけはあることになる。彼の父親は「なっ大きい賞」作家)
以来、日々です代に追いかけられることになる始末。その愛されっぷリは、「自転車で走っている所を正面から受け止められ、危ないと思い自転車を乗り捨てた後に怪力でがっちりホールドされ、自らの不幸を呪い泣きながらも、顔面同士を強制的に押し当てられ続ける」や「運動会の大玉競争で、大玉に潰されながら、それを受け止めにきたです代が加わり延々と続くローリングキス」というもはや拷問レベルの仕打ちを受けるほど(しかも、ちょうどみっちゃんが見ていて、「中学生なのにそこまで進んでいたの?」と納得されてしまった)。一生ものの傷を負いかねない…。
ボットン便所に産み落とされ、そのショックで髪の毛は全て抜け落ちた。が、彼が5歳の頃に八百屋の店頭にて転び、その際にたまねぎと頭が合体してしまい、「たまねぎ頭」となり、彼のトレードマークに。また、耳は福耳ではなく、8歳の頃に彼が八百屋の店頭にて転び、キュウリと合体し出来たものなので、「キュウリ耳」らしい。
性格はそのついてなさ故か、中々にタフ。多少ついてない事が起こっても、全てを『ついてねーっ!』の一言で済ませる事がほとんど。そして前向き・少しお調子者なので、少し良い事があると、『今日はついてるぜ…追照くんに改名しなきゃね』といったセリフも前半では多々見られる。
『おばか』な部分もあるが、心の中などで冷静なツッコミを入れる事もあり、その場その場で臨機応変に性格や見方を変えるタイプだと思われる。
運のなさは「本人の意思と正反対に事が進む」という性質を持っており、必ずしも客観的に不運という運命とは限らない。地球外で変身解除となった際は呼吸不能となりむしろ「早く死んだ方がラクになれる」と心の底から思ったところ運悪く生き延びたという事例があり、これは本人にとってラッキーと言えるものである。
つまり正反対の願望を持ち続ければ己の不運をコントロールできることを意味しており、当人もこの一件で自覚するに至ったが、本気でそう思わないと実現できないためコントロールは極めて困難であり、大概はいつもの「ついてない」展開を辿る。
ちなみに、最終的には「大宇宙一ついてない」にまで昇格(?)した。
が、最終回付近にて元祖ラッキーマンと分離し、最終回では「日本一ついてない」に戻った。
ラッキーマンへの変身能力を得たことはいろいろな意味で彼にとって最大の幸運と言えるのかもしれない。
他作品の類例
- 野上良太郎:洋一と同じく不運体質の主人公繋がり。ちなみに天才マンの中の人は敵組織の怪人を演じている(なお、演じた怪人は天才マンとは逆におバカである)。
- 上条当麻:洋一と同じく不幸体質を売りにしている主人公。幼い頃からソレに苦労させられてきたためか、精神的にタフな一面なども共通している。
- 綾崎ハヤテ:洋一と同じく不幸体質を持つ主人公でタフな肉体と精神力を持つ点も共通している、ただしヒロインに恵まれてる点と両親に恵まれいない点は洋一とは真逆である