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概要編集

日本各地に伝わるにまつわる怪異


石が変化するという話は数多くあり、何故か女性の姿を取る者が多く、例えば作家の山田野理夫著『東北怪談の旅』には奥州福島にある金源寺で、ある侍が女性を斬りつけたが、明くる日の朝、女性を切り捨てた場所へ確認しに行ってみると、石が切られておりその切り口には血がベットリと付いていたという話が記載されている。


また同じ著者の『怪談の世界』にも、似たような話が紹介されており、峠五右衛門という武士が夜の山道で美しい女性に出会ったが、怪しんだ五兵衛門はきっと狐狸の類に違いないと思い脇差で突いた所、翌朝そこには、折れた脇差が石に突き刺さっていたという。


また同書には岩手県紫波郡赤沢村(現在の紫波町) 大字遠山の小田ノ沢の山中に、化け石と呼ばれる6尺(約1.8メートル)四方に巨大な石があり、ある夜に杣人の西野某という名の人物がこのあたりを通り掛かると、化け石はゴロンゴロンと追いかけてきたとされる。


また他の杣人が通ると、ごうごうと風の音を立てたので、その杣人は手に持っていた斧でいきなり切りつけたると、翌朝、切り口から血が流れだしていたという。ちなみに後日、この石は炭窯にされたが、火を入れられて、「熱い熱い」といったとされていることから、もしかする命を宿した石だったのかもしれない。


また次の様な話が山形県に伝わっている。


元和元年(1615年)11月17日に羽前国(山形県)の下山村に安部利右衛門という名の男が、願掛けの為に六観音詣をし、夜中になって下山の清水の当たりを通り掛かると、召使いの女が1人で暗闇の中に立っていた。


利右衛門は夜も更けていたので、迎えに来たのかとも思ったが、よく見ると美しく化粧をし、夜道をも恐れることなく女1人で来るのは可笑しいと思いながら、利右衛門は女と前後に連れ立って歩いた。


しかし、地蔵前という所まで来た時、これは狐狸の類に違いないと考えた利右衛門は、腰に差した刀で女を斬りつけたが転倒した死体は、どう見ても女であった。利右衛門は無残な事をしたと悔いながら急いで家へと戻り、女は居るかと顔色を変えて叫んだ。


すると当の女は部屋から起きてきて、主人の利右衛門に丁寧に挨拶をする。


ほっとした利右衛門だったが、すると先ほどの女は誰だったのかと、急いで松明を用意させて、先ほど女を斬りつけた現場へと戻ってよく見てみると、死体らしきものは何処にも見当たらず、5尺(約1.5m)余りの盤石が1つあるだけであった。


しかもその石には、太刀の傷跡がありありと刻まれており、されたこの石が先程の女の正体であったのかと、利右衛門は今さらながらにゾッとするのだった。


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