cv:岩永哲哉
概要
初期はただの「バカな同級生」ポジションだったが、努力マン登場に伴い出番が増え始め、遂に自らヒーローとなった。
真上に立てた髪(スプレーでわざわざ固めている)、昔のロックスターのようなビラビラのついた服と、かなり個性的な見た目。しかしもともとの容姿はいいようで、所謂残念なイケメンといえる(天才マンにぶ男と罵られる場面があるが、天才マンの顔面が天才すぎるだけである)。
『目立ちターイ!』と叫びながら専用蝶ネクタイ「目立ちタイ」を首元に当てる事により、「スーパースターマン」に変身する。
変身の際、顔の瞳の向きが変わる。追手内洋一「わ!目が立った!!」
連載当時「なにこれこわい」の苦情ハガキが殺到したらしい(作中でネタにされている)。
無許可のヒーロー製作所にて改造手術を受けた、ヒーロー協会非公認のヒーロー。当初は「いかがわしいヒーロー」などと言われていたが、物語後半で会長の許可を得たことで晴れて正式のヒーローとなった。
親は借金を残し失踪したためおらず、バラの造花作りの内職で生計を立てている。このバラはスーパースターマンへ変身する際に演出としても利用され、終われば回収している模様。
弟に「目立拓内」(めだち・たくない)、妹に「目立真千子」(めだち・ませんこ)がおり、年はそれぞれ8歳と5歳。あまり似ていないが、お互い相手を大切に思っており、弟妹はスーパースターマンを「本当に強いヒーロー」だと信じている。
借金取りから逃げる為に目立つことを避ける生活が続き、せめて人前に出た時くらいは皆に見られたいという反動から「日本一目立ちたがる中学生」になってしまった。借金取りから10年逃げているという独白と、後述のスリ歴が5年という設定から、両親に逃げられてから相当な年月が立っているであろうことが推測される。両親について考える際、眉間に皺を寄せて拳を握りしめ涙を流しており、(当然の結果ではあるが)他キャラクターと比べあまりいい感情は持っていない様子。
作り物の翼を着けさせた「ペガサス」という名の白馬を飼っており、毎日搭乗して登校している。
長年、弟妹がお腹を空かせた際に、食べ物をスリによって入手するという方法を用いていた為、高いスリ能力を身に付けている。
ヒーロー体への改造で細胞分裂の速度が増した上、作中でやられ役として幾度と無く瀕死の重症を負った結果、自己治癒能力が異常なまでに発達している。作中での言及はないが、目立たがるそもそもの再生力が向上したものであるため、ヒーロー体の変身を解いても再生能力は残ったままと考えられる。
物語終盤では体がバラバラになる致命傷を負っても瞬時に再生するまでになり、不死身の捨て駒として重宝された。