概要
『スーパーマリオワールド』から初登場したコウモリの敵キャラ。海外名は「Swooper」。初登場時は緑色の体毛茶色の翼だったが、後のシリーズでは体毛と翼ともに青色になった。
普段は天井に張り付いているが、マリオが近づくと急降下した後に飛び回ってくる。しかし動きは速くなく、どの攻撃も有効である。
『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』では、他の作品同様に天井に居ることが多いが、この状態では基本攻撃が届かないため攻撃系アイテムやハンマーナゲールで攻撃しよう。また、上位変換は吸血攻撃をしてくる。
マリオカートシリーズでは常に低空を飛び回っている障害物キャラとして登場。他の敵キャラクターと違って接触しても減速するだけだが、高速でぶつかるとスピンの原因になるおそれがある。『マリオカート7』『マリオカートツアー』ではバサバサをモチーフにしたグライダー、バサバサカイトが登場した。
派生種
- バサバサチュルル
『マリオストーリー』や『ペーパーマリオRPG』に登場する上位種で体色は灰色。吸血攻撃で自分のHPを回復しつつダメージを与えてくる。
- ヴァンパイヤーン
『ペーパーマリオRPG』の100階ダンジョンの深いフロアに出現する最上位種で体色は緑色。吸血攻撃のダメージが6もあり、それ以上のダメージを与えなければならない。
- ペーパーバサバサ
『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』に登場するペーパーマリオの世界のバサバサ。
同じコウモリモチーフのキャラクター
- コモリン
『マリオとワリオ』に登場。普段は天井にぶら下がってるが、4匹に重なっているらしくマリオ達が近づくと4匹に分かれて降下してくる。
- ドラキュー
ゲームボーイ版『ドンキーコング』に登場する吸血コウモリ。横方向に飛び回り、触れると血を吸われて少しの間気絶して行動不能になってしまう。ツタに捕まっている時に触れると手を離してしまい、触れた場所によっては高所からの転落ミスや危険な足場へ落ちてミスになることがある。
- パサパサ
ヨッシーアイランドシリーズや『スーパープリンセスピーチ』に登場する丸い身体のコウモリ。蛇行しながら移動したり、空中で一回転して真っ直ぐ飛んできたりと様々なパターンで迫ってくる。
『スーパープリンセスピーチ』では「喜」の気分で行動パターンが変化した「パサパサ・喜」が登場する。
- ビックパサパサ
『ヨッシーNewアイランド』に登場する2-8のボスで、カメックの魔法を浴びて巨大化したパサパサ。周りにいる取り巻きのパサパサを自分の周囲に回転させつつ飛ばして攻撃してくる。卵を当てられると、怒って体当たりしてくる。
『スーパーマリオRPG』に登場するコウモリの集合体。個体そのものは豚みたいな鼻をした丸い体のコウモリ。特殊攻撃に「ちょうおんぱ」を使いダメージを一緒に沈黙状態にさせてくる。
- バットントン
『スーパーマリオRPG』に登場するバットンの上位種。特殊攻撃は「ちょうおんぱ」以外にも「ウィルオーウィスプ」や「ダイヤモンドカッター」も使う。
『スーパーマリオギャラクシー』に登場するバットン。ブタっ鼻以外は現実のコウモリに近い姿をしている。マリオが近づくと真っ直ぐ飛んで襲いかかってくるが、動きは遅くどんな攻撃でも倒せる。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、ダークランドに生息している。
- アイスバットン
『スーパーマリオギャラクシー』に登場するバットンの亜種。冷気を身に纏っているため、触れると氷漬けにされてしまい、ダメージを受ける上に少しの間行動不能になる。スターピースで気絶させればダメージが与えられる。