概要
白亜紀後期の南半球で栄えた肉食恐竜のグループ。時代は新しいが系統は原始的で、大きなくくりではケラトサウルスの仲間になる。
いくつか完全な標本があり、それらは高度に短縮した前肢と、短く丈の高い奇妙な頭骨の形態で特徴づけられる。しかし、白亜紀中期以前には保存の良い頭骨が見つかっていないため、いかに派生したかは不明であった。
癒合した頭蓋はごつごつした粗面で装飾されており、マジュンガサウルスやカルノタウルスのように頭頂骨が角やドーム状に発達しているものもいる。
また高度に可動性の下顎内関節をもつ。
アベリサウルス科一覧
- エオアベリサウルス
- アベリサウルス
- カルノタウルス
- マジュンガサウルス
- スコルピオヴェナトル
- アウカサウルス
- ルゴプス
- インドスクス
- ラジャサウルス
- タラスコサウルス
- アルコヴェナトル
- インドサウルス
- クリプトプス
- ピクノネモサウルス
- エクリクシナトサウルス