概要
白亜紀後期のインドに生息していたアベリサウルス科の獣脚類で、名前はそのまま「インドのトカゲ」という意味。
発見された部位は極めて少ないが、頭骨には薄いトサカか角のような構造があり、アベリサウルス科の中でもマジュンガサウルスに近縁とされている。
同じくインドに生息していたアベリサウルス科であるラジャサウルスのシノニムという説もある。
なおマジュンガサウルスはアフリカ・マダガスカルの恐竜で、インドからはだいぶ離れているが、元々アフリカ・インド・南米といった地域はゴンドワナ大陸として地続きになっていた。なので離れた場所から近縁種が見つかるのも何らおかしくないわけである。
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