インドスクス
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いんどすくす
インドスクスとは、白亜紀後期のインドに棲息していたアベリサウルス科の肉食恐竜である。
学名:Indosuchus raptorius
白亜紀後期(マーストリヒチアン、7000-6600万年前)のインドに棲息していたアベリサウルス科の肉食恐竜。
3体分の部分的な頭骨しか見つかっていないが、全長は推定で6-7m、頂部が平坦な頭部を持っていた。下顎はがっしりしており、歯は短めだった。
頭骨しか見つかっていないため、当初はその分類がよく分かっておらず、アロサウルス科ともティラノサウルス科とも考えられていたが、後にカルノタウルスなどのアベリサウルス科が発見されたことで系統的位置が明らかとなった。
当時のインドでは上位の捕食者であったようだが、インドの治安的な問題もあって他のインド産の恐竜同様にあまり研究が進められていない。
恐竜 アベリサウルス科 インド アベリサウルス ラジャサウルス
インドミナス・レックス、インドラプトル…ジュラシック・ワールドシリーズに登場した名前に「インド」がついているハイブリッド恐竜だが、名前の由来から「イン(否定)/ドミナス(支配)=制御不能」であるため、本種はおろか国のインドとは全く関係ない。
インドサウルス・・・同じくインドに生息していたアベリサウルス科。発見された部位が少なく謎に包まれている。
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