タラスコサウルス

たらすこさうるす

白亜紀後期のヨーロッパに生息した肉食恐竜(メイン画像右側の恐竜)。

概要

白亜紀後期のフランスに生息していたアベリサウルス類の恐竜で、全長6mほど、体重1tほどの肉食恐竜である (推定で体長8～9mまたは10mほど、体重2～3tとする意見も多い)。

この恐竜はこれまでのところ北半球で唯一のアベリサウルス類とされるが、大腿骨と二個の椎骨のみしか知られていない。

名前は発掘地フランスの伝説に登場するドラゴン「タラスク」に因んでいる。

当時のヨーロッパはアフリカ大陸に近い多島海であり、恐らくはタラスコサウルスもアフリカからこの地域の島に移り住んだのだろう。

関連タグ

獣脚類　アベリサウルス科