ブーン(ダイハツ)

だいはつぶーん

ダイハツ工業のコンパクトカー。

概要

2004年6月に初代が発売され、3代のモデルが登場。

2代目までは親会社のトヨタとの共同開発である。

3代目はダイハツが全て担当し、トヨタにパッソとしてOEM提供をしている(初代と2代目の生産もダイハツの工場が担当)。

初代と2代目はコラム式シフトレバーを採用。

3代目はインパネ式シフトレバーに変更し、先代までに設定されていた1,300ccエンジン仕様を廃止した。

パーキングブレーキはいずれも足踏み式である。

駆動方式はいずれもFFベースで、4WD仕様も用意されている。

変速機は、初代が4速ATとスポーティーグレード｢X4｣のみ5速MTが設定(パッソには、カスタマイズカー(追加注文改装車)仕様である｢TRD Sports M｣に設定)。

2代目以降はCVTに変更された。

2018年10月のマイナーチェンジでブーン専用の｢STYLE｣(スタイル)グレードが追加設定。

フロントのエンブレムやグリル、リアバンパーなどの外装が専用のデザインとなっており、内外装のカラーリングなども変更・追加されている。

トヨタのパッソは2023年9月に生産が、10月に販売が終了。ブーンについても12月1日に生産を終了し、11日に販売も終了した。後継車種は無い。

英語で｢面白い｣、｢愉快な｣、｢親しい｣などを指す｢boon｣と、主に幼児語での一般的な自動車の走行音である｢ブーン｣をかけ合わせて採用したとされる。