宇宙刑事シャリバンとはメタルヒーローシリーズの作品であり、劇中に登場するヒーローである。
概要
宇宙刑事第2作目であり宇宙刑事ギャバンの続編である。
本作は、前作の終盤で主人公がゲストとして、最終回でシャリバンが初登場する、
「シャリバン」劇中にギャバンが準レギュラーとして登場するなど、「続編」であることを強調し、また、「ギャバン」劇中で重要なキーワードであった「ホシノスペースカノン」等を
巡る争いなども見られた。
本作のシナリオは、マドーらに代表されるように、前作に比べてミステリアス、かつホラー性が強いものとなっている。
そして中盤から、伊賀電の生い立ちや、使命などを主軸とした、「奇星伝」と呼ばれる
ストーリーがメインとなっていく。
あらすじ
あるとき、剣山を荒らしていたマクーのバッファローダブラーに挑んだ伊賀電。しかし、彼はその際に重傷を負い、同じく剣山を訪れていた一条寺烈=ギャバンによって、バード星に運ばれ、そこで治療を受ける。そこで、バッファローダブラーに臆せずに挑んだその勇敢さから宇宙刑事にスカウトされた彼は、バード星で訓練を受け、宇宙刑事となり、地球でギャバンを援護した後、彼の任を受け継ぎ地球担当となった。(ここまで宇宙刑事ギャバン第42~44話参照)
そこに新たな超能力犯罪組織マドーが現れる。怒れ伊賀、戦え電!
赤射せよ!宇宙刑事、シャリバン!
登場人物
伊賀電/シャリバン
本作品の主人公。
リリィ
シャリバンのパートナー。
主に情報収集を担当するが、変装による潜入捜査も行う。
銀河連邦警察
コム長官
マリーン
ミミー
民間人
大山小次郎
鈴木勝平
鈴木千秋
鈴木千恵
鈴木明
宇宙犯罪組織マドー
魔王サイコ
マドーの頂点に立ち、普段は玉座に座っている。
両手にサイの様な武器を持っている。
巨大な人工頭脳によって超能力を増幅させ、幻影を作り出す。
海坊主/戦士サイコラー
電を見張っている白いスーツで坊主頭の謎の男。
最後の最後に正体を明かし、魔王サイコの分身にしてマドー最強の戦士として登場した。
二刀流の長剣とレーザー光線、風船に変化しての飛行能力を駆使する。
ドクターポルター
マドーの科学部門担当幹部。
兵器の開発や侵略作戦の立案を手がける冷酷な女科学者。
幻夢界発生マシン作動の指示も彼女が行う。
ガイラー将軍
マドーの戦略部門担当幹部。
常に前線で戦う武人で、好戦的な性格。
一時期レイダーの策に嵌り、椅子に縛り付けらていた。
ミスアクマ1・2
2人組の女スパイ。人間に化けて諜報活動を行う。
レイダー
死霊界から来た軍師。首と胴体を離すことが出来るみんなのトラウマ。
マドーの新幹部になるが、本当はマドーを乗っ取ろうと目論んでいた。
魔怪獣
拡散細胞の分裂と結合により誕生する怪物。
名前の最後に「~ビースト」とつくのが特徴。
幻夢界では、通常の4倍のパワーを持つことができる。
戦闘員ファイトロー
人工的に造られたマドーの下級兵士。
イガ星の関係者
聖なる者
みゆき
イガクリスタル親衛隊
ジイ/仮面怪人
ベル・へレン
イガ戦士団
その他
伊賀電一郎
伊賀優子
リタ
ガマゴン大王
関連イラスト
こぼれ話
伊賀電役の渡洋史氏は後に『時空戦士スピルバン』の主人公である城洋介(スピルバン)も演じる事になる。さらに、「警部補:矢部謙三」に渡氏が出演した際の役名が雨中(うちゅう)刑事と言うスタッフのお遊びも。