概要
皇女と平民かつ、士官学校の女子生徒と女性教師のカップリング。
風花雪月の本編内の、同性間で支援Sになれる、数少ない組み合わせの一つである。
黒鷲の学級を選んで教え子と担任の関係となり、なおかつ二人の仲を深めた場合のみエーデルガルトとの支援Sに進めるので、そのルートでは支援会話だけではなく通常の会話イベントなどでも、彼女が「師(せんせい)」のことをとても慕っているのが分かる場面がいくつも見られる。
終盤のとあるイベントでは、二人の支援値によって会話内容が若干変わるのだが、支援値が低い場合でも、「師」の慕われ具合がよく感じ取れる内容になっている。
それに加えて、最終戦のラストのムービーシーンでも、エーデルガルトとベレスの並々ならぬ絆が、その戦いの中で示されていく。
さらに、エーデルガルトにとってベレスはどのルートでも変わらず、見ず知らずの少女にすぎない自分を盗賊から守ってくれた特別な存在であるので、道が交わらなかったルートでも、ベレスと相対した時の台詞から彼女への未練が伝わってくる。ベレスを特別視していることは、級友たちにも知られている節があり、「エーデルガルトは君をずっと気にしていた」「あんたとエーデルガルトなら……わかり合えるって思ってた」と言われるほどである。
しかも、ベレスと序盤で出逢うことのない運命を辿る無双でもエーデルガルトは、ヒューベルトとの支援会話にて、灰色の悪魔のことを気に掛けている台詞があるので、作中の生者で唯一の炎の紋章持ちである者同士、どの時間軸でも特殊な繋がりを持った存在になることは変わらないようだ。
恐らくベレスのほうが3歳年上で、身長も彼女のほうが6センチ高い。そのため、エーデルガルトの心情を歌った本編の主題歌の一節にある、「あなたの横顔いつも見上げていたかった」はベレスにも当てはまるようになっている。
ちなみに、本編内のイベントシーンは男主人公(ベレト)とほとんど変わらないが、士官学校でのとあるイベントで主人公が倒れた時には、ベレスの場合でのみ、エーデルガルト自身が彼女を運んでくれる。
補記
なお、百合カップリングはCP名称の前後と攻め・受けが必ずしも一致しない場合があるので、検索する場合などでは注意が必要である(「百合」の項目についても参照)。
また、国外での人気も非常に高く、ベレスとエーデルガルトの組み合わせについて英語圏では「edeleth」、韓国語圏では「에델레스」と専ら表記されている(いずれも「エデレス」読み)。