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LQ-84iの編集履歴

2024-04-14 20:26:17 バージョン

LQ-84i

えるきゅーはちよんあい

METAL GEAR RISING REVENGEANCEに登場する無人機。IF Prototype LQ-84i(メイン画像は改修機"ブレードウルフ")。

ならばお前が手本を見せてみな 人間!


CV:細谷佳正/Michael Beattie

概要

PMCデスペラード・エンフォースメントLLCが保有する四足獣形状無人機。

(ゲーム的都合かもしれないが)雷電同様にバッテリーを斬奪、吸収する機能を保有しており、さらに他の無人機のものより容量や処理速度が優秀な自己学習型の光ニューロAIに加え、プロトタイプの対話インターフェイスを搭載している。

光ニューロAIはノイマン型コンピュータと違い人間に近い思考をするため、子供の教育同様に研究者との対話や物理書籍の閲覧で言葉を学んだ。

最低限の知性が芽生えた後はWebページやデジタルデータを用いての読書を用いることで、本来物理書籍は一ページ一ページ「読み」「解釈して」「理解する」という動作が必要だが、デジタル書籍ならばインストールさえすればAIたる彼は秒間数十MB分の文章を「読破」(少ないように思えるが上記の「読んで」「解釈する」を秒間数十MB分の文章行えるという意味なので人間で言うなら辞書数冊分の内容を、一瞬でその情動を含んだ全てを解釈できると言う意味である)でき、多く読破すればそれだけ深く早く「理解」できる為、手当たり次第に読み漁ることで加速度的に成長し、彼なりの確固たる知識や知性を獲得した。

その過程で色々なミームに感染し、或いは競合したものを取捨選択して淘汰し取り入れ、自分なりの価値観を築いている。


人間との直接的なコミュニケーションができない、現場での判断のために生身の脳を持つ人間を送り込まねばならないといった無人機運用の際の欠点を埋める為のAIとしてDARPAの資金提供によりデスペラード社の研究・開発部門で開発された。

兵器としての扱いだけでなく、研究者の中にはペットや子供のように扱ってくれた人もいた。

偶然とはいえ知性こそ得たものの人間のような残虐性を持たないことから、兵器として使えず、計画は3年で凍結、モスボール保管(海外版ではシャットダウン)された。

「残虐性を持たない無人機」ということからサンダウナーが興味を持ち、LQ-84のプロトタイプボディに納めて再稼動させた。

しかし後にサンダウナーは飽きたのか、ミストラルの部隊に配備される。

ミストラルからはそれなりに可愛がられたらしいが、会話以外(比喩表現や声色、皮肉、仕草等)から相手のことを読み取る能力がまだ発達していないため、ミストラルを理解しきれていない。

サムエル・ホドリゲスとは交戦もし、何度か同じ任務についてそれなりの親交関係を築き、会話もしているが、サム自身がほとんど本心を見せないためにいまだ理解は出来てない。


AI故に生物が持つ自己保存やミームの継承といった本能を持たず、自身のミームが途切れることを恐れる。

上述通り学習によって取り入れたミームをミームプールの中で取捨選択し、自身の知性を構成するものとしている。


本来は戦いを嫌っているが、己の消去を免れるために仕方なく保有企業であるデスペラード社に従っている。

クライング・ウルフのパワードスーツに似た形態をしており、背部にマウントされた高周波チェーンソーや脚部にマウントされた熱溶断機能を備えたスローイングナイフをマニピュレーター状の尾で使用する。

ナイフ自体に発熱機構は持たず、鞘に収められた状態で高周波電磁誘導でブレードを加熱し、使用する。

コントラクターとは違い機材という扱いのため、デスペラード社については最低限の事しか知らされていない。

自由を与えると謳うPMCに属しながら自由はなく、自由を求める。


雷電の知性を試すべく交戦するも、敗北し破壊されるが、AI部は回収され(戦闘後のドクトルとの通信でそのやり取りが窺える)、ドクトルの手によって狼型ボディに生まれ変わり、救われた恩に報いるために、与えられた自由を行使してブレードウルフ(K-9000)に名を変えて雷電と共に行動する。

AIに施されていた行動制御プログラムなどは解除され、デスペラード社によるAIの消去といった介入も不可能になっている。

頭部は赤いカバーに覆われた一つ目から牙のある口を持つとがった形状の狼に似たものへと変わる。

スローイングダガーは継続して使用。

背部のマウント自体がなくなっため、高周波チェーンソーはなくなったが、代わりとして脚部にブレードを持つ。


ゲーム中の主な役割は、偵察。

行く先々で雷電に先の情報をリアルタイムで伝えてくれる。

チャプター2以降は彼と通信することも可能。ステージの情報や、彼の過去について聞ける。

雷電やサムと関わる事でミームを受け継ぎ、迷いながらも自身の規範を決め、それに従うようになる。

過去にサムとの交戦で自由について考え、アブハジアでの任務で自由を得るために行動している。


DLC第2弾JETSTREAMでは中ボスとして登場。

サムと交戦する。

DLC第3弾BLADE WOLFでは操作可能。

デスペラード社時代のLQ-84iのみ操作可能で、ブレードウルフは操作できない。


…と、ここまで書くとなんかかっこいい感じもするが、実際こいつは公式でワンコ扱いされている。

例を挙げると

  • ボス戦後ケヴィンとの無線で雷電から駄犬呼ばわりされる。
  • コートニーには「昔飼ってた犬を思い出した」といわれる。
  • サニーにはお手せがまれて一応渋々付き合っており、それを見た雷電もお手をさせたがさらっと拒否されて一瞬リッパーモードになりかけた。…と言うかサニーの研究所のムービーには突っ込み所が多い。また、その後のサニーとの通信では「仔犬(パピー)」と呼ばれてる。(ちなみに彼にとってお手はDLCのEDにてミストラルに「服従の証」として強制されたことから「お手をする」というのは「相手に服従した」ことを示すと考えており、雷電のソレを拒否したのは雷電と対等でありたかったが故、サニーの場合、ギフテッドとはいえ相手が子供であった事も関係しているだろう。)
  • スティーヴン・アームストロングには「野良犬」「犬畜生」と呼ばれる。
  • カムシンを含む破滅を呼ぶ風やサムといったデスペラード社のコントラクターからも犬呼ばわり。
  • Xbox用のアバターアイテムにいたっては二種類共に行動が犬そのもの。

エンディングではサニーの元に引き取られた様子。

サニーのうっかりで尻尾を踏まれビックリするなど、正に「犬」である。


「敵か!?………紙の本は俺の敵だ…!」


ウルフの明日はどっちだ……


戦闘時の曲は「I’m My Own Master Now」

意味は「決めるのはお前だ」「お前自身で決めろ」自由がない現状から逃れ、傷ついても自由を求め、結果がどうなろうと、"自分で決断すれば自分の中で決着がつく"というウルフの心情を唄っている。


量産型として(というかそもそも出自的には、たまたま既製品の一つに普通より段違いな性能のAIが組み込まれた結果ワンオフになっただけで、ボス故の頑丈さ以外には特に違いがない)犬型無人機のLQ-84フェンリルが登場するが、こちらは対話IFは積まれておらず、AIのスペックも不足しているために会話をすることが出来ない(ウルフ曰く「知能は犬以下」)。

LQ-84iとの外見上の違いは頭部のみ。

こちらはチェーンソーの他にレールガンを搭載している機体もある。

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