概要
埼玉県広域指定暴力団『山姥組』初代組長。家族は娘『あまね』、義娘マリ、アキ、孫娘おとは、姪ヤヨイ、IF姉サキ、ミキ。白髪混じりのオールバックで頬に傷がある。苦手なものは歯医者。『百鬼会』の分家組織『宇和佐組』初代組長『マサムネ』とは犬猿の仲であり、現在抗争中だが、成立に至った理由が互いの娘のかわいい自慢&小学生レベルの意地の張り合い。その抗争にしてみたところでヒートアップしているのは事情を知らない双方の組員たちだけで、カンタロウ本人は決定的な衝突に至る前に『マサムネ』と事前にLINEで情報をやり取りして回避するように仕組むなど、まだ『トカゲ組』と『宇和佐組』の抗争の方が深刻(それが原因で『リュウ』が記憶喪失&行方不明になり、『めい』が人質にされ、あの『イヌヅカ』がまったく抵抗出来ずに瀕死寸前まで追い詰められるなど)であった、と云える。
一方でこれらの事情は「娘に呆れられたくない」という理由でそれぞれの組員には秘匿されているが、公園で『マサムネ』と(缶蹴りやTVゲームなど小学生レベルの)喧嘩をしているのを見つかりあっさり内情がバレ、発見した『イヌヅカ』と『みつる』には「俺たち何の為に争ってんだろうな…」と呆れられ、以後も正もないレベルの争いは『すめり娘』だけでなく分家組織『牛鬼組』組長『あさひ』や挿話主人公達をも巻き込む。最近は『宇和佐組』が鎬を削るスイーツショップ『皐月屋』に対抗する為にフレンチレストランや温泉旅館を開業するが、口コミ情報で一歩遅れを取る。
IF世界線では暴走族の元総長で、事故死した妹の姪に当たるあまねを引き取り、893界隈に入り死の真相を突き止め様と極道入りした後に姉2人が偽装殺人を犯した事実を突き止め制裁する。