概説
バカの世界チャンピオンとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクター、ミスター・サタンにつけられたあだ名、蔑称。
自分の実力もわきまえずセルゲームに出場し、試合前に、1枚だけ割れずに残る中途半端な瓦割りを披露し、「これが1分後の…貴様の姿だ…」とセルに言い放ち、(ホンモノのバカだ……)と呆れられ、試合開始後には(全く効かない)パンチやキックの猛攻を仕掛けた挙句、最後はセルに虫を追い払うかのごとく「うるさい!」と片手で弾き飛ばされて岩肌に叩きつけられ、殺されもせず敗北した。
……にもかかわらず、懲りるどころか、「ちょっと休憩したら今度は本気でやってやる!」と、圧倒的な力の差に気付きもせず、再戦する気満々のサタンに対して、ベジータが命名した。
……が、時が経ち魔人ブウが覚醒して地球を蹂躙するさなか、ベエがブウに懐いたこともあって友になることを選び破壊をやめるよう説得したり最終決戦での特大元気玉を作る際に訝しむ地球人たちを𠮟咤して完成させるなどの活躍を見せたことで、Z戦士たちも「おめえホントに世界の救世主かもな!!!」(by悟空)「力は俺達に敵わんかも知れんが、やはりお前の父は誇り高い世界チャンピオンだ……」(byピッコロ)と評価を改めている。
その他の用法
とてつもないおバカキャラに対する愛称として使用される。タグとして使用する場合は、そういうキャラクターが登場する作品につけるのが良い。
関連タグ
バカ殿:同じく「バカのオリンピックがあったら金メダル確実」と家老に評されている。
近藤勲(銀魂):なんやかんやあって記憶喪失になり、「僕は江戸一のジャスタウェイ職人になるんだ!」と戯言を吐いた際に、部下から「だったら安心しろ、お前は世界一のバカだ」とこき下ろされている。