曖昧さ回避
概要
CV:くじら(オフライン版)
『ドラゴンクエストⅩ』の登場人物で、主人公の故郷であるエテーネの村の巫女。
シンイの祖母でもあり、村の長老的な役割を担っている。
大柄な体格と奇妙な形の杖、ゼシカによく似たツインテールが特徴的。
予知能力やカメさまのお告げを聞く能力をもち、エテーネの村が冥王ネルゲルに滅ぼされるという予言を下す。
はたしてその予言通り村はネルゲルの襲撃に遭い滅んでしまい彼女も命を落とすが、彼女の予言に従いテンスの花を取りに行っていた主人公、主人公の兄弟姉妹、シンイの3人は以降それぞれ数奇な運命を辿ることになる。
彼女自身は幽霊となって滅びた村で待ち続けており、後に主人公が自分の肉体を取り戻しに訪れた際に会話を交わすことになる。
主人公の兄弟姉妹を操作することになるオフラインモード(※現在はプレイできない)では、60年前のエテーネの村に幼少期の彼女が存在する。
この頃からツインテールだが、現在とは似ても似つかないかわいらしい幼女姿は必見。
予知能力も健在であり、兄弟姉妹を見てすぐに未来からやって来たことを察し、彼女の祈りの力によって60年後の主人公にメッセージを届けることになる。
その後は大魔王マデサゴーラ戦前に悠久の回廊の幻のエテーネの村で幻影として現れたり、新エテーネの村を復興させてゆくと再び幽霊の姿で現れ村を見守るなど、要所要所で出番がある。
Ver.4では5000年前のエテーネ王国から時渡りしてきた赤ん坊の主人公を発見したのが彼女であることが発覚。
主人公が過去の人物であることを察していたが、他者に話すことはなかった。
また、主人公の兄弟姉妹が幼少期に錬金術に目覚めると、彼女が「この子はいずれおそろしいものに成り果てる」という予言を行ったことが判明。
ちなみに60年前のエテーネの村には少年時代の賢者ホーローがおり、彼がアバに宛てて書いた手紙がナルビアの町まで流れ着いている(その手紙はリリオルが拾っている)。
ホーロー自身もVer.1で「連れは予知能力を持っていた」と語っており、Ver.4ではシンイがホーローに対して「おじいさま」と呼んでいることから、アバと夫婦関係にあることは確定と言っていい。
余談
- 「アバ ドラクエ」等と検索するとアバンもヒットするため注意
- オフライン版における中の人はドラゴンクエストライバルズにおいてグランマーズも演じている。