データ
別名 | 洗濯怪獣 |
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身長 | 2m |
体重 | 1t |
出身地 | クリーニング・ブレザレン |
概要
第2話「洗濯の日」に登場。
怪獣でありながら街のクリーニング店「ブレザレン」を経営している。
口から吐く青白い粒子でどんなに汚れた洗濯物でもきれいにすることが出来る。その効力は商店街の人々からは「まるで新品のようになる」と好評であり、しかもブレザレンはお金は一切受け取らない。
ちなみに人間に浴びせると、活力を取り戻せるようだ。
言葉を話すことは出来ないが、文字を書くことはできるほどの知能を有しており、周辺住民の中にはさん付けする者もいる。
しかし、子供達がコーラで常連客の大山シズエ(演:藤あけみ)の服を汚してしまった事でブレザレンを快く思わぬ夫・大山シロウ(演:足立建夫)の怒りを買ってしまうが、シズエと旅行に行けなかった分、せめて綺麗な姿で冥土へ旅立って欲しいという彼の願いを聞き、クリーニングした服を渡した事で和解する。
その能力を見込んだ国連事務総長・東郷(演:堀内正美)からの依頼を受け、汚染された地球の浄化を行い、人々の声援を受けながらフルパワーで粒子を放った結果、粒子は地球全体を覆い尽くし、汚れひとつない真っ白な星になってしまった。
余談
名前の由来は新約聖書で『兄弟たち』を意味する。
着ぐるみはミラクロンの改造。
当初、『ウルトラマンX』第17話で再登場する事が検討されていた。実現していれば地上波初登場にしてウルトラヒーローとの初共演となっていたのだが、特殊な能力を持たないピグモンの方がストーリーに相応しいと判断されたため、残念ながら実現には至らなかった。
終盤で、ブレザレンの店舗があまりにも人気向上し株式市場に上場するまでに至った事が語られているが、上記の通りブレザレンは金銭を受け取らない為、第三者が彼を利用したのか、はたまた便乗ビジネスが横行しているのかは不明。
なお、彼は地球を真っ白くしてしまったわけだが、この地球がどういう状態なのか諸説あり…。
- 地球を汚す原因である人間を消し去ったとする説
- 地球から色を消し去ったとする説
- 人間のみならず生物を消してしまったとする説
- 海も山も生き物も何もない、文字通りの更地にしてしまったとする説
など様々な推測がある。国連事務総長のセリフから1番目である可能性が高いが、劇中でブレザレンの粒子を浴びた人間は死ぬどころかむしろ活力を与えていた為、詳細は謎のままである。
尚、後に11話で善良な怪獣の写真としてガストロポッドやセーデガンと並んで写真が提示されているため、人類は無事だった可能性も高い。
デザインは後藤正行。デザイン画では体色は青だった。
関連項目
ガラモン:そっくりさん。