”料理の”概要
オッチャホイとはきしめんのような平麺を、もやしと卵、小松菜、キャベツと一緒に料理した新潟県新発田市の特有の東南アジア風麺料理ということになっている。ベクトルとしては焼きビーフンに似ている。もしくはきしめんで作った焼うどんといったところか。
その名前のインパクトと普通に美味しいことから新発田市といえばアスパラとオッチャホイと言われるほど知る人ぞ知る料理として有名。
新潟県新発田市にある「シンガポール食堂」という料理店で当時シンガポールにあった「オチャホイ」という料理を日本でも食べられるようにということで創作したとあるが、実際にシンガポールに「オチャホイ」という料理はないらしく、食堂の運営者ももうわからないと証言してるため、その名前の発祥については謎が謎を呼んでいる。屋台の創作料理説、別に料理の名前ではなく地名(オーチャード・ロード)を指してただけ説等…
一応似たような中国料理があるらしい。
”ウマ娘の”概要
「ねぇ、ポッケちゃん。駅前にできた新しいお店、知ってる? お昼にウララちゃんから聞いたんだけどね、ニンジンオッチャホイがすっごく美味しいんだって!」
…料理の名前なのに冒頭で”料理の”とわざわざ強調した理由はコレである。
アプリゲームとして様々なトレンドを席捲するウマ娘から初の劇場版アニメとして5月24日から上映した「新時代の扉」にて、主要人物の一人であるダンツフレームが駅前の料理店が美味しいらしいので一緒に行こうと主人公ジャングルポケットを誘うセリフとしてオッチャホイの名前を挙げた。
ニンジンオッチャホイのイメージ。
しかし、新潟県民もしくは郷土料理好きでもない限りはそうそう聞くことのないの謎の単語に多くの視聴者が首を傾げ、その謎の単語だけ覚えて帰った人が多く表れた結果、令和6年5月頃からPixivやX(Twitter)では「オッチャホイ≒ダンツフレーム」という意味の単語として定着し(てしまっ)た。(ダンツフレームそのものを指す場合もあればセリフだったことからダンツフレームの鳴き声として扱う場合もある)
また、「オッチャホイ」という名前の謎生物だと勘違いされるケースもある。
また、当時のウマ娘がゴールデンウィークに行ったキャンペーンが「ゴチウィーク」と称して色々なウマ娘ネタをちりばめた料理を紹介していくイベントを開催していたこともあり、オッチャホイが料理とわかるやそちら方面にも話が繋がっていくこととなった。
ちなみにオッチャホイとダンツフレームには、強いて挙げるなら史実での最後の勝利が新潟大賞典だということくらいしか接点がみられないが、意外も意外でジャングルポケットにもオッチャホイと遠回りな縁がある。なんと当時ジャングルポケットを担当していた調教師の渡辺栄氏の出身が新潟県新発田市なのである。
・・・いや遠回りすぎじゃないか!?
関連タグ
にんじんハンバーグ:ハンバーグに一本丸々にんじんがぶっ刺さってる料理。おそらくにんじんオッチャホイも同様にぶっ刺さってると思われる…?
うまぴょい(動詞):なんか『そういう意味』に使われがちな単語。繰り返すが元は新潟県の郷土料理なので敬意を払うこと。