複数の意味があるらしく、主に以下の使われ方をする。
- うまぴょい伝説を実際に踊る事。
- ゲーム版ウマ娘の「育成」で「URAファイナルズ決勝を一着でゴールし、優勝する」ことを表す。転じて「ウマ娘の育成を最後までやり遂げる」こと。基本過去形。
- ゲーム版ウマ娘の「育成」における《うまぴょい伝説》の向こう側にある【温泉旅行】。通称・「うまぴょい温泉」
- 二次創作で繰り広げられる「温泉旅行などで担当ウマ娘とイチャイチャする」ことの隠語。だいたい過去形。たまに命令形。
「うまぴょい」という単語そのものに明確な意味が存在しないため、
これらに該当しない意味で「うまぴょいする」を使う人もいるらしいのでこの限りではない。
【踊ってみた】
いわゆる現実で使われやすい単語。本人が踊っている場合もあればMMDで躍らせてみたものもある。
また変則的な使い方として二次創作で隠語の意味だと思わせておいて実際はコチラだったというオチとしても使われることも。
ちなみに「うまぴょい伝説の伝説」で「作曲者が電波曲の『電波』を理解するために酒瓶2本空けてパンツ一枚で踊りながら曲を考えた」という噂があるが、歌詞は素面(シラフ)で考えていたらしい。
【担当ウマ娘がURAファイナルズで優勝した】という意味
「うまぴょい」こと「うまぴょい伝説」とはウマ娘プリティーダービーで使用される楽曲の1つ。
本作を代表する楽曲で、アニメ版でもクライマックスに使われた他、
元々ウマ娘というコンテンツが発表された場で使われたという思い入れの深い楽曲。
ことアプリ版においては特別扱いを受けており、
うまぴょい伝説のサビのメロディが
ショップや育成リザルト画面等を含め、色々な所で使われている。
しかしなによりアプリ版でこの曲が特別扱いされている理由は、
本作メインコンテンツである「育成」において「最後に解放される楽曲」であり、
「すべてを乗り越えた証」であるから。
本作は各ウマ娘それぞれに色々な目標が設定され、
それらを全て達成すると最終戦としてオリジナルレース「URAファイナルズ」への挑戦権を得る。
しかし、この「目標」が新規のプレイヤーにとっては相当に困難であり、
基本的には史実の競走馬が辿った偉業、
または道半ばで倒れた史実のIFをゲーム内で実現するような形になるため
基本的に過酷でボーダーが高く、
似通ったシステムの育成シミュレーションゲームである
某シャニマスを経験したトレーナーであっても、
また…攻略サイトや動画をみたとしても初見でURAファイナルズ制覇は極めて困難である。
そんな目標を達成した上で挑戦することになるURAファイナルズ決勝も、
育ち切った並み居る強豪ウマ娘に加えて「全てのステータスが高水準でバランスよく揃った強敵」であるハッピーミークが立ちはだかる。
ここまで進んだ上で優勝できずに涙するプレイヤーも多い。
そんな中でひたすら信念と情熱を持って育てたウマ娘に最後のレースで一着をとらせた人への御褒美、
それが『《うまぴょい伝説》のウイニングライブ』である。
転じて、「育成でグッドエンディングを迎える」という意味であり、「○○(ウマ娘)のうまぴょい見ました」という報告は基本的には「○○(ウマ娘)が優勝しました」と同義であり、
育成終了のトレーナーの2つ名の「F・チャンピオン」こそ
「トレーナーが担当ウマ娘の“うまぴょい”を見た」ことの証左となるでしょう。
さて、この《うまぴょい伝説》。
その歌詞の内容をよく見ると「3年間の苦楽を共にしたトレーナーへの信愛の歌」になっています。
加えて振り付けの動き一つ一つが極めて細かい演出と愛情あふれる振り付けになっており、
成果で答えた後の実質的な告白みたいな形に受け止められる演出であり、
サビに入る前の「君の愛馬が!」も
確実にセンターで踊っている愛でに愛でたウマ娘を指していると自然に捉えてしまう見事な構成。
そこに加えて極めて困難な目標を共に達成した上に最後の難関も突破した感動の上で
担当ウマ娘の愛情たっぷりな《うまぴょい伝説》を受け、
そして、トレーナーさんの手元に温泉旅行券があれば……(続く)
余談
動画サイト等では「君の愛馬が」のタイミングで「俺の愛馬(担当ウマ娘)が!!」とコメントするのが通例(実際にライブでも行われるコールでうちわにもなっている他、アニメ版トレーナー役沖野晃司氏の歌うトレーナーバージョンでは該当箇所が差し替えられている)だが、
センターによっては「俺のライスが!!」とか単語だけ見ると飯をこぼしたかのようなコメントになってシリアスな笑いを誘っている。
ちなみに何故かゴルシちゃんに限っては「俺の馬券が!!!」という悲鳴と共に勝ち馬投票券が飛び交う。
【温泉旅行】(《うまぴょい伝説》の後日談)
シニア級(3年目)の1月前半、「担当ウマ娘とトレーナーが商店街の店で買い物をするともらえる福引券で福引きに挑戦する」というイベントが発生する。
そして福引きの特賞は超ギガレアな《温泉旅行券》!!
…正確には『温泉旅館のペア宿泊券』である。
しかし、旅行券の当選確率は低確率(!)であり、
もし仮に当選できたとしても、すぐに旅行券を使うことはできない…。
その《温泉旅行券》を使うには、URAファイナルズで優勝する必要があるのである。
つまり、「《温泉旅行券》を引き当てた状態で担当ウマ娘の『うまぴょい伝説』のウイニングライブを見る」ことで
満を持して担当ウマ娘と温泉旅行に出かけられるのだ。
もし達成できたのであれば、今までの苦労が報われること間違いなしだろう。
この温泉旅行は、文字通りの「《うまぴょい伝説》の向こう側にあるモノ」であり、『運と実力を兼ね備えた者が辿り着ける境地』である。
殿堂入りしたウマ娘の二つ名の【湯けむりウマ娘】と
プレイヤーの称号【温泉博士】は「真に『うまぴょいした』証」であると言えるでしょう。
尚、「“うま”ぴょい」と言われていますが、
温泉旅行イベントではウマ娘ではなくヒト娘である桐生院葵も対象になるようです。
ただし、発生条件は旅行券ではなく、
「サポートカードである《SR桐生院葵》のカードをサポートに入れて『お出かけできる状態』かつ『好感度を最大まで上げる』という条件を満たす」と、
育成終了後に「ハッピーミークと来るための下見」という名目(口実?)のもと、
桐生院葵と温泉旅行に行くイベントが発生するのだった…。
旅行券よりは条件を満たしやすいため、こちらを先に見たという人も多いようです。
二次創作における「温泉旅行などで担当ウマ娘とイチャイチャすること」に対する隠語
温泉旅行はゲーム本編において貴重な担当ウマ娘の“お色気シーン”を拝めるというレアなイベントであると同時に
「二人きりの温泉旅行は男女の仲を深めるには極上のシチュエーションである」ため
二次創作漫画内でハッピーミークが早合点して
温泉旅館帰りのトレーナーと担当ウマ娘(および桐生院葵)に対して
…と叫んでしまうのも無理はないでしょう…
転じて「うまぴょい」は「温泉旅行などで担当ウマ娘(および桐生院葵)とイチャイチャする」事を暗に意味する単語に変質したのでした。
特に二次創作においてはキビしいガイドラインもあって、あまりセンシティブなワードを直球で使うのはネタであっても良くないという空気感が強いらしい。
結果的に「そういうこと」が「うまぴょいする」という動詞として使われることになった。
類語は「ふーん、だっちじゃん」で、この「だっち」は同楽曲イントロの掛け合いに出てくる「うまだっち(馬達)」から来ているらしい。
他にも派生として、単独で行われる「ソロぴょい」、掛かってしまった場合等に起きる「逆ぴょい」、何故かウマ娘でなくトレーナー達が行う「人ぴょい(ひとぴょい)」といったものもある。
とはいっても、
こっちの「うまぴょい」は主に二次創作における作中表現の1つでしかない。
注意事項
ウマ娘そのものは二次元コンテンツだがモチーフがこれまでの擬人化モノと比較すると極めて特殊な立ち位置にあり実質的にほぼナマモノと言っても差支えがないレベルで取扱いに注意を要する。
例えるなら特撮などの登場人物をネタにした場合、
「ネタにした対象は作品の登場人物だが、やりすぎてミーム化するとそれを演じた俳優・女優にも少なからず紐が付いてしまう」感覚である。
また、オリジナルキャラクターにもモチーフが存在する(ぱかライブで公式から明言)ため、
ウマ娘は勿論ながら正体が明言されていないたづなさんや理事長も含め、
あまりにもキャラクター及びキャラクターに付随する競走馬の名誉を棄損しかねない表現について注意喚起されている。
なので、過度な“うまぴょい(動詞)”の意思を多くの人が見れて“しまう”TwitterをはじめとしたSNS等で大手を上げて発信せず、ゾーニングのできる場所でキャラクター性を損ねない範囲で“うまぴょい(動詞)”を使いこなしていこう。
ちなみに、モデル馬同士が「二次創作で扱うのは危険な“うまぴょい(動詞)”をした関係」にあるウマ娘たちを公式がストーリー中にて妙に仲良しに描いたり、あるいは他のCPの誕生を阻止しようとするなどのムーヴを描くことはある(例. マクイク、フラスカ、フラウンス、キタスイなど)。ただし、これは公式だからできることなので二次創作で扱う時はくれぐれも注意すべきであることには変わりないだろう。