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尻尾ハグ

しっぽはぐ

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』シリーズのアプリゲーム版に登場する、ウマ娘特有の身体的動作。
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最初に編集

本項を読む前に、まず公式からのガイドラインを読んでおこう。


応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと


概要編集

 

詳細編集

初出はヤマニンゼファーの育成イベント『純愛清風注意報』。

いつもより色めき立っている学園生たちを不思議に思ったゼファーとそのトレーナーが、ナイスネイチャイクノディクタスから理由を聞いた時に出てきた単語で、架空の高校で繰り広げられるウマ娘達の青春モノ『LOVEだっち』の最終回で、登場人物のウマ娘同士が互いの尻尾を絡ませ合う表現が大きな反響を呼んだ、というもの。

視聴したウマ娘達の反応はいずれも、「刺激的」「恥ずかしい」「特別な相手とするもの」等であり、単なる親愛の表現にとどまらない、ハグキス以上に相当する特別な感情が含まれた行為として認識されている様子。


ここまで聞いたヤマニンゼファーは「信頼や一定の好意を伝える程度の表現」と認識したのか、公衆の面前で自分の担当トレーナーに対して尻尾を絡ませようとする

結果的にはトレーナーの背中を尻尾で撫でる形となったものの、ゼファーは心地よさを感じたらしく、一方でそれを目撃した周囲のウマ娘には彼女の行動が大胆に映っており、当人そっちのけでドギマギする様子を見せている(その後のトレーナーの行動は選択式)。

予てより『ウマ娘』の作中(特にアプリゲーム版)では「ウマ娘の尻尾」をテーマにした育成イベントがいくつか描写されてきたが、「尻尾を用いた行為」とその意味合いが具体的に持ち出されるケースはほとんど見られず、新たな文脈が追加されたことで一部の界隈が大いに活気づく事となった(なお、このイベントに登場する3名が中等部である点は付記しておく)。


ただ、尻尾を絡める行為でドキドキするというのは、人間で例えるなら特別な想い人と腕を組む、手を繋ぐ、抱き合うといったコミュニケーションに相当する愛情表現の可能性も有り、何よりゼファー自身がそうであったように、尻尾ハグ=恋愛感情の類と断定するのは早計な面もある。

また『LOVEだっち』が青春モノである事から、恋愛・友情・信頼と様々な感情を含んだ表現とも言える。


反響編集

擬人化や人外を問わず、尻尾を持つキャラクターにまつわる「尻尾を使った愛情表現」には古くから一定の需要があり、対象の腕や首に尻尾を絡めるシチュエーションも「描かなきゃ損」レベルの定番とさえ言えるだろう。

『ウマ娘』の二次創作でも以前から感情表現の手段としてこうした要素を取り入れる描き手は存在していたが、改めて公式によって“特別な意味を持つ触れ合い”として描かれた事で、ゼファー実装後のTwitterではトレンドになるほどの反響を呼んだ。

加えて「ウマ娘同士が尻尾ハグをするような学園ドラマが放映されている」ウマ娘世界の文化的背景の一端が垣間見える機会ともなっており、己の妄想にさらなる磨きをかけるプレイヤーも散見される。


余談編集

  • の尻尾はその大半が毛で出来ており、全長に対して動かせる部分が半分もないため、他の動物のように尻尾全体を自由自在に動かすことは難しい。自発的に尻尾を絡めようにも、せいぜい交差させる程度の動きになるものと思われる。だからこそウマ娘同士で意図的に尻尾を絡め合う行為が特別視されているとも読み取れる。
  • 「尻尾が交わる」と表現出来る事から、とある単語が連想され易いが、ガイドライン違反だけはしないように注意。
  • 尻尾の無いトレーナーに絡める行為まで「尻尾ハグ」に含まれるかはゲーム内では語られておらず、現状は受け手・描き手の解釈次第。ファンイラストでは解釈を広げてウマ娘と“ポニーテールにしたトレーナー”で描かれたりもしている。
  • うまよん』では生徒会メンバーが尻尾での書き初めに挑むエピソードがあり、練習次第で器用に動かせるようになる……のかもしれないが、3人とも苦戦している様子がうかがえる。

関連イラスト編集

カジュアルに尻尾ハグするキタちゃん


関連項目編集

ウマ娘プリティーダービー ヤマニンゼファー(ウマ娘)


  • エアグルーヴ(ウマ娘):尻尾のケア用品についてトレーナーが相談を受ける一幕がある。後日、相談の結果を報告してくれると同時に「貴様に尻尾があったなら」と空想する姿が見られる。
  • ナリタタイシン(ウマ娘):トレーナーへのプレゼントとして無意識に尻尾用のトリートメントを選んでしまったうっかり屋さん。当時は彼女なりの親愛の証として微笑ましい失敗談になっていたが、尻尾ハグの登場により改めてその意味するところを振り返る事となった。
  • キタサンブラック(ウマ娘):尻尾での重量あげを試みているらしく、トレーナーに協力をお願いしている。尻尾ハグについては知っているのだろうか……。
  • アグネスデジタル(ウマ娘):パッションに溢れた生き様も相まって少し様子がおかしい。
    • 新刊の案出しで「秘密の併走」「尻尾のキモチ」を挙げているらしい様子(及びそれについて無邪気な道産子から質問されている地獄絵図)がホーム画面で度々目撃されており、尻尾ハグ概念の登場による思わぬ伏線回収が同志トレーナーをざわつかせている。
    • 走りを称賛する同志トレーナーの言葉にテンションを上げて出し抜けに自分の尻尾の毛を贈呈しようとする。興奮状態のままよく考えずに口走っただけかもしれないが、相応の信頼関係があるとはいえ特定の相手に毛髪を贈る行為は単純に重い。ファンサにしてもかなり大胆な部類に入ると思われる。
  • セイウンスカイ(ウマ娘):尻尾でニシノフラワーを「捕まえて」いる事があるらしく、フラワーの見立てではおそらく無意識。ブライダル衣装[Sweet Juneberry]を纏ったフラワーがホーム画面でトレーナーに打ち明けてくれる話で、本人に教えたほうがいいのか困ったようにはにかむ様子は、この二人を見守るプレイヤー達を悶絶させている。

絡みつく尻尾:尻尾のある生物全般に用いられる。

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