概要
『ウマ娘プリティーダービー』におけるウマ娘の職業、引退した競走ウマ娘の就職先の一つ。モチーフ元は、実際の競馬における誘導馬。
2024年2月にゲーム版で実装されたサポートカードSSR都留岐涼花のイベント『きっと何色の未来でも』に、誘導ウマ娘をしている白い帽子のウマ娘がトレセン学園OGの一人として登場。誘導ウマ娘として緊張をほぐし気持ちを落ち着かせて後輩たちを先導して送り出すことでレースに貢献するという引退後の競走ウマ娘の活躍の場として公式でその存在が明言された。
『ウマ娘シンデレラグレイ』においてカサマツトレセン学園からオグリキャップと揃って中央に転籍したベルノライトが登場するが彼女は「サポート研修生」として編入してきており、誘導ウマ娘に近い存在であると思われる。
(モデル自体はオグリキャップと共に移籍した三輪勝装蹄師と推定されている)
二次創作では、実在するレースをモチーフに創造されるばんえいウマ娘や障害ウマ娘と異なり「劇中で時折言及される故障や実力不足によりトレセン学園やレースそのものから去っていったウマ娘」や「レースを引退した後の成人したウマ娘」といった「未来」に関する想像の性格が強い。(類似するものとしてはウマ娘のその後等)
実際の誘導馬において、エリザベス女王杯やヴィクトリアマイルなど牝馬限定重賞レースでは女性騎手が動画のように華やかに着飾ってレースを盛り上げる事もあり想像の余地が大きい。
誘導馬に転身した競走馬(ウマ娘のモデルになった競走馬のみ)
引退後は種牡馬入りせず2002年より京都競馬場で誘導馬として活動するものの、元々弱かった脚部の状態が悪化したため2007年に引退。
アニメ版に登場したアニメオリジナルウマ娘・クイーンベレーのモデルになった競走馬。現役引退後は小倉競馬場で誘導馬を務めた。その後、乗馬を経て、現在はホーストラストで繋養されている。
ゲーム版育成シナリオ『U.A.F._Ready_GO!』に登場したゲームオリジナルウマ娘・ソノンエルフィーのモデルになった競走馬。現役引退後は札幌競馬場で誘導馬を務めたが、すぐに馬場馬術の才能を見出され、遂には国際大会に出場するまでに成長を遂げた。現在は千葉の牧場で現役の馬術競技馬として過ごしているようである。
関連イラスト
競走馬としての引退後、東京競馬場で長年誘導馬を務めた。誘導馬時代に本物のサクセスブロッケンそっくりの馬ロボットが作られており、ゲーム版育成シナリオ『走れ!メカウマ娘』に登場するメカウマ娘・ST-2とハードな練習メニューをこなすシンボリクリスエス「この⋯⋯気持ちは⋯⋯。Father、あるいはMotherのような⋯⋯。」ST-2「クリスエス⋯⋯。君も君なりに、ST-2に親心を感じてくれているのだな。」の会話の元ネタと思われる。