走れ!メカウマ娘
はしれめかうまむすめ
「極めて利己的で、自分勝手なウマ娘新シナリオ」
「ただ走りたかった」
ー新シナリオCMよりー
2024年10月29日に公開された9番目の育成シナリオ。正式名称は「走れ!メカウマ娘-夢繋ぐ発明-」。
「トレセン学園に現れたメカウマ娘『ST-2』を強化してシュガーライツ博士の夢を叶えよう!」とのことで育成を通してシュガーライツ博士が操るメカウマ娘の性能を強化していき、彼女の夢である「故障前のように走り『かつて見た景色』をもう一度見る」事を叶えていくストーリー。
本シナリオの一番の特徴は
リンク対象となる友人サポカが無い
代わりに各リンク対象ウマ娘に育成に有利となる特性が割り振られている
の二点だろう。そのため、リンク対象外ウマ娘を育成する際には強い物と有利な物の編成バランスを如何様にするかがキモとなる。
尚、シナリオの流れ自体は大豊食祭と大きな違いはない。
研究
本シナリオではトレーニングを行うと対応したデータがST-2にフィードバックされ研究レベルが上昇する。
- スピード→スピ大増、パワ中増、スタ微増
- スタミナ→スタ大増、賢さ中増、根性微増
- パワー→パワ大増、スタ中増、賢さ微増
- 根性→根性大増、スピ中増、パワ微増
- 賢さ→賢大増、根中増、スピ微増
・レースに出走したターンは全研究レベルが+7される
研究レベルのトータルは後述するUGEの評価に影響する、その一方、各研究レベルの上限はUGEを迎えないと上がらないため、UAFや大豊食祭同様、偏ったトレーニング及びサポカ編成は不利となる。
オーバードライブとメカギア
オーバードライブは大豊食祭の料理に当たる要素で、発動させたターンはトレーニングボーナスや体力回復といった効果が現れる。
オーバードライブのゲージは、メカギアと呼ばれる歯車マークが付いたトレーニング・お休み・お出かけ・保健室・レース出走でチャージされ、3チャージで1回分となり回数は二回まで保留できる。
メカギアは友情トレーニング時には確定で出現するため、ここでもサポカの"偏成"は不利といえる。
UGEとメカEN
UGEはUpgrade Examの略で研究評価の意。大豊食祭の試食会に当たる要素で行われる回数も5回と同じ。評価が高いほどステータス上昇幅も増える。そして研究レベル上限アップとチューニングに必要なメカENを獲得できる。
UGE全てでS評価を取ると、URAファイナルズの6ターンが常時オーバードライブ状態になる「スーパーオーバードライブ」になるため、目標達成は必須といえる。
チューニング
チューニングはオーバードライブの効果を強化・変更するための要素で、獲得したメカENをST-2に6~9枚あるチップ(UGEで増える)に割り振る・振り直すことで行う。チューニングできる回数は育成3ターン目のお試しと各UGE後の計6回。サポカの絆ゲージ具合や合宿前といったケースバイケースでチューニングを最適化するのが育成成功の鍵となる。
基礎能力上限アップの比較(1200基準)
シナリオ名 | スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|---|
URAファイナルズ | +200 | +200 | +200 | +200 | +200 |
U.A.F._Ready_GO! | +500 | +300 | +300 | +300 | +100 |
大豊食祭 | +550 | -200 | +500 | +500 | +150 |
メカウマ娘 | +550 | +500 | +300 | +100 | +100 |
公開前から「次のシナリオは中長距離向け」と各所で予想されていた通り、スタミナの上限が今までのシナリオで最高となっている。反面、根性がマイナスにこそなっていないもののかなり低くなっている。この事から「スタミナサポカ二枚差しで根性はついでに鍛える」事が早くも主流となっている。
シナリオリンク効果
他のシナリオ同様、編成したキャラに応じた金スキルを獲得できるのだが、上述の通り育成に有利となる特性も割り振られているため、これまで以上にシナリオリンク対象の存在が重要となってくる。
選択肢キャラ | 特性 | スキルヒント | スキルヒント(非編成時) |
---|---|---|---|
ビワハヤヒデ | メカEN+1、ギア増 | 熾烈の極み | 熱狂的 |
ナリタタイシン | OD初期値増、ギア増 | 月影一閃 | 追込直線〇 |
エアシャカール | メカEN+1、育成時ギア増、編成時研究LVボーナス増 | 弧線のプロフェッサー | コーナー巧者〇 |
シンボリクリスエス | OD初期値増、育成時ギア増、編成時研究LVボーナス増 | 迅速果断 | 位置取り押し上げ |
タニノギムレット | OD初期値増、育成時ギア増、編成時研究LV初期値増 | 閃光 | 光差す方へ |
※シュガーライツを選ぶと『キラーチューン』。「メカEN+1」は重複可能でハヤヒデとシャカールを合わせると+2。ODはオーバードライブの略。
育成のコツ
・シナリオリンク効果のうち、メカEN+1がかなり強く、半ば必須(ENは3の倍数ごとに追加効果が得られるが、初期ENが5のため、そのままだと1足りない)。そのため、研究Lvボーナスも持つエアシャカールのサポカを組み込むことを強くお勧めする。また、どうしてもエアシャカールを採用できない場合は、カードの性能は劣るが同様のシナリオリンク効果を持つビワハヤヒデでも代用は効くので、こちらもお勧めである。
・友人のシナリオリンクは存在しないが、既存の友人サポートを組み込むと体力消費を抑えつつギアを回収出来るので育成が安定する。一方、友人を組み込まない場合は若干不安定にはなるが、練習効果の相乗でステータスの上振れを狙える。安定を取るか、一発を狙うか…それぞれの目的に応じて編成しよう。
・前シナリオほど友情トレーニングが強くない上、ギアゲージが非常に重要になるため、光っていなくても積極的にギアのある練習を踏んでいきたい。溜められるODゲージも6個分ですぐ満タンになるため、気軽に使っていこう。特に連戦で目標レースがあるウマ娘は使うタイミングに注意。
・研究Lvは思ったよりも上限が低く、偏ったバクシン育成ではすぐにMAXになってしまうので注意。レースに出るとすべての研究項目に+7されるので、練習で思ったよりも上げられないと思ったらレースに出る。(ジュニア期の時は特に意識しよう)
ENの割り振りに困る場合は以下を一例にすると良いだろう。
・1回目のチューニングは、脚部にENを3割り振って絆ゲージを上げやすくするのをおすすめする。また、頭部のヒントアップにも割り振って絆ゲージの足しにしたいところ。
・2回目のチューニングは、頭部に全振り。残ったENは絆ゲージと相談して胸部か脚部にまとめておく。
・3回目のチューニングで、頭部の得意率UPが解放される。頭部EN15でヒント取得が大幅UPするので頭部に全振り。余ったENは胸部へ。
・4回目のチューニングは、頭部全振りを維持しつつ残りを胸部に投入。
・5回目のチューニングにて胸部の友情UPと脚部のSpUPが解放される。胸部EN15で得られる人数2人追加がかなり強いため、胸部全振り推奨。残りは脚部全振り。ここまでSクラスを維持でき(て、初期にEN+1になってい)れば脚部もEN15になり、Sp追加と体力+15を得られる。これもかなり強力なので、できれば取得したい。
・6回目のチューニングは胸部、脚部に全振りして、余ったら頭部に振る。
・URAファイナルズが始まると、常時ODと言う強力な状態になる。脚部EN15で常時ターン開始時に体力回復となるため、体力を気にする必要がなくなる。そのため、シニア12月までギリギリに体力を減らすと言うテクが使える。