概要
キタスイとは、アプリ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するキタサンブラック(ウマ娘)とスイープトウショウ(ウマ娘)のコンビまたはカップリングである。二人は共に中等部の生徒だが、学年は判明していないので先輩・後輩の間柄にあるかどうかは不明。先輩には必ず敬語で接するキタサンブラックが「さん」付けではあるがタメ口で接しているため同学年の可能性が高い。しかし史実ではスイープトウショウの方が約10歳年上であり、キタサンブラックの父親であるブラックタイドと同年(2001年)の生まれである。
関係性•作品中での扱い
史実での二頭は交配してピエドラデルーナ(スペイン語で月の石、月長石の意)という牝馬を授かっており、そこからファンが関係性を妄想して生まれたカップリング…だったのだが、スイープトウショウのSSRサポートカード「ツメたいヒトリジメ？」のイベントにて2人が（おそらくアプリ中で初めて）会話を交わした。スイープ製の飴に関する一幕が繰り広げられる。
その後「Make a new track」では二人がプラネタリウムに行くイベントが追加。スイープはそこでムーンストーン(月長石)を購入して新たな魔法を開発したらしく、キタサンブラックの育成シナリオではその魔法の練習に付き合うというイベントが存在する。スイープの育成シナリオでは夏合宿・ファン感謝祭などで2人の絡みが確認できる。特に夏合宿では「猫を撫でようとするスイープ」と「猫を連れてきたので自分が撫でてもらえると思っているキタサン」という、2人の距離感が垣間見えるユーモラスな一幕が見られる。
また、サトノダイヤモンドの育成シナリオ内で判明した情報では、スイープトウショウがリーダーとなっている『魔法少女☆スイーピー5』というグループが結成されており、キタサンブラックはそこに所属しているらしい。ホーム画面ではスイープに合格を貰うために、魔法少女マジカルブラック(チーム名での呼び名)としての名乗り口上を考えているキタサンの姿が見られる。
一方スイープもホーム画面でキタサンについて言及しており、魔女にふさわしい人物だと評価している。
サポートカード『おてんば魔女、修行中』や『気まぐれ絶佳』、キタサンの新衣装「真打・慶鶴之志」等のイベントでは2人が仲良くしている様子を見ることができる。
2023年8月31日(奇しくもスーパームーンの日)にはサポートカード『お助け大将と小さな魔女』が実装。サポカ名、イラスト、エピソード、育成イベント全てで2人の仲の良さを確認できる1枚となっており、育成イベントでは「キタサンはスイープのワガママな一面をどう思っているのか」を知ることができる。
エピソード欄には上記の飴の話やパワーストーンの話らしきものが小ネタとして盛り込まれており、基本的に各イベントが独立しているウマ娘においては珍しい例である。
史実で交配経験がある2人組は会話•イベント等が多く設定される傾向にある為、今後更なるイベントが追加される可能性は大きい。
余談
恋敵？
上述の『魔法少女⭐︎スイーピー5』には、史実のスイープの初交配の相手であるアグネスタキオンが在籍している。キタサンからしてみれば恋敵のような関係でありスイープもタキオンに懐いているのだが、チーム仲は良好なようだ。
運命の相手？
Make_a_new_track!!のイベント・最近流行りの『尻尾占い』では、尻尾で運命の相手がわかる尻尾占いをスイープ達が試すことに。スイープの運命の相手は『ちょっぴりハデなパートナー』らしく、キタサンブラックのことでは？と希望的観測をするファンもいる(明言はされていないのであくまで憶測の域を出ない)。
他媒体
2人の関係性がなんとYahoo!ニュースに取り上げられたことも。現在は記事が削除されているが、アーカイブからその内容を閲覧することができる。
更に、清水久厩舎に対するピエドラデルーナについての取材動画では【キタスイのマナ娘】という表現がされている。取材した赤城記者のツイートによれば、担当の宮本助手は「キタスイ」という呼び名を把握しているそうだ。
関連イラスト
2人を元の性別に戻すと、「人助けが好きな好青年とツンデレなワガママ娘」という少年漫画やライトノベルのような関係性になるので、一部のファンからは「キタスイは百合だけでは無くHLとしても楽しめる」と言われたりすることも。元の年齢差にまで戻すとおねショタのような関係性にさえなってしまう。
