斉藤恵那
さいとうえな
概要
9月1日生まれ。
志摩リンの中学時代からの友人。面倒見がよく、リンとはSNSを通じて休日でも連絡を取り合っており、学校でも人づきあいが苦手な彼女をサポートしている。リンを通して各務原なでしことも友人になり、SNSで連絡をとるようになった。
「ちくわ」と名付けたチワワを飼っており、とても大事にしている。「野外活動サークル」(野クル)を母体とする秘密結社ブランケットでは、ちくわが総統の地位を与えられていた(原作コミックスにて。アニメ版では大人の事情からか眼帯をつけた将軍となっている)。
どこで覚えたのか、SNS上ではリンと共にネットスラングも交えたやり取りをしている。
メインキャラクターのなかでは唯一キャンプに縁のないインドアっ子だったものの、第4巻のクリスマスキャンプ(アニメ版では1期11話、12話が相当)に参加したのを皮切りに野クルメンバーとキャンプに行くようになった。野クルの部長である大垣千明に勧誘されているが、入部はしていない‥が、12巻では千明に「野クルの残りものメンバー」と呼ばれている。
単行本第10巻ではちくわとともに表紙と背表紙を飾った(背表紙になでしこ・リン以外の人物が描かれたのはこれが初めて)。
家族については今のところ父親(ドラマ版では橋本じゅんが演じる。原作では下の名前が不詳だったが、実写版の第2期に登場するにあたって斉藤潤〈さいとう じゅん〉と設定された)が登場している。「アウトドアはいい経験になるから」と45,000円もするシュラフを買ってあげたり、休日にキャンプ中の娘にちくわの写真を(犬っぽい文章付きで)送ってくれるなど、娘思いの人物のようだ。なお、アニメ版第2期の第5話(原作の初登場回に相当する)には登場していない。
リンの長髪をいじって奇抜な髪形にしたり、彼女が何かににやけていると「ニヤニヤしてる」と茶化すなど、同時期に放送されていたアニメのタイトルとかけて、視聴者からは「からかい上手の斉藤さん」と呼ばれることも(ちなみに中の人も同じ)。
本人から聞いた動向を他人に垂れ流したりと、ゆるめのお節介を焼くこともあるが、リンも特に気を悪くしてはいない様子。
メインキャラクターの5人のなかで唯一苗字が地名由来でないのは、当初はメインキャラクターにする予定がなかったため。雑誌の担当の推しキャラになったことで扱いがメイン級に昇格、代わりにファーストネーム「恵那」が岐阜県の地名に由来している(ちなみに、岐阜の有名な戦国大名に"斎藤"道三がいる)。
あまり目立たないが、セミロング以上の長髪キャラが多い登場人物の女性のなかでは稀少な短髪キャラでもある。
『映画ゆるキャン△』では横浜でトリマーをしており、千明とリンが立てた計画に他の3人と参加、物語最終盤、父とちくわをつれてキャンプを楽しんでいる。
関連イラスト
制服姿
コート姿
パーカー姿
パジャマ姿