「覚悟しろ!規則違反者共め!」
プロフィール
人物
ゲヘナ学園2年生。真面目な性格で、規則違反者へ情け容赦なく銃弾を叩き込みにいく風紀委員会の斬り込み隊長。
エキセントリックな生徒が多いゲヘナ学園の中にあって比較的常識人。だが、融通が利かないところも多く、対策委員会編やイベントではその一端が垣間見える。
この辺は風紀委員会のモブも同じ模様で、イオリは最も一般的なゲヘナ風紀委員かもしれない。
ゲヘナ生徒らしくトリニティ総合学園の正義実現委員会の事をめんどくさいと思っている。
また、苦労人ポジションやギャグポジションになることも多い。
委員達を率いてあちこち出動することが多いからか、トラブルに巻き込まれがちなど不幸体質気味でもある。
銀髪片目隠れツインテエルフ耳小柄褐色肌悪魔しっぽと、属性もりもりな容姿に一撃でやられた先生も多いとか。
好物はミント系の飲食物。唐揚げにレモンをかける派。
一学年上で実質上司的立場の天雨アコの事をアコちゃんと呼んでいる。
ヒナを除いた風紀委員会メンバーの中では最も戦闘に秀でており、その実力は白洲アズサから「やたら強いツインテールの風紀委員」※と評されるほど高い。
実際にアニメ版では、ホシノ抜きとはいえアビドス廃校対策委員会をまとめて一人で一蹴しており、その練度の高さがうかがえる。
しかしそんな実力を帳消しにするほど無鉄砲で猪突猛進ぎみ(公式では落とし穴や蓋の外れたマンホールに嵌ると書かれるくらい単純)でおまけに余計なことを言いがちという欠点があり、他メンバーと比べて地頭はあまり良くない印象が付き纏っている。具体的な例を挙げると
- 対策委員会編でチナツの制止を聞かずに対策委員会メンバーに対して攻撃を行う
- 下手をすれば政治的問題に発展しかねない上に先生が負傷する可能性もあったため、割と洒落にならない戦犯行為。またチナツはプロローグの時点で、先生が指揮をとると部隊の戦闘力が跳ね上がることを知っていたため、そもそも勝ち目がないという意味でもイオリを止めようとした。
- アニメでは一応対策委員会に対して事情の説明は行ったものの、あからさまに上から目線で話していたため、結局説得には至っていない
- イベント「新春狂想曲第68番」にて便利屋68と対峙した際、セリカや先生が一緒にいたにもかかわらず事情も聞かずに戦闘を吹っ掛ける
- イベント「Trip-Trap-Train」ではカスミの口車に乗せられた形とはいえ余計な発言をして車内にいる生徒達全員を敵に回した挙句、一番の被害者であるイチカの地雷を踏み抜く一言を発した結果ぶちのめされる
などなど、私情で風紀委員会を動かしてヒナに灸を据えられがちなアコ以上に何かしらトラブルを起こし気味。
そしてイオリを語る上で絶対に外せない要素として先生の変態行動(奇行)の犠牲になりやすい。
絆ストーリー内に限れば他にも先生の奇行の犠牲になっている生徒はいるものの、イオリに関してはどんな状況でも偏愛じみた絡まれ方をするため、異彩を放っている。
以下、先生がイオリに対し行なった変態行動(奇行)の一覧。
- 「土下座して私の足でも舐めたら」と言われ、本当に舐める
- 側溝に潜って脚を観察する
- わざわざブラックマーケットに出向いてまでイオリの小学校の卒業アルバムを購入する(感想は「小学生の時のイオリも可愛い」)
- 靴墨(実はダークチョコレート)を「何なら一回舐めてみる?」と言われ舐める
- 落とし穴にハマったイオリの写真を撮り、モモトークで本人に送りつける
- イオリ(水着)の下半身をセメントで固め、写真を撮る
一応、足舐め行為に関しては一人の命が懸かっている切羽詰まった状況で(事情を知らなかったとはいえ)イオリが余計な挑発をしたことが原因であるため自業自得ではある……のだが、他は全くそういうことはないので余計に先生の変態っぷりが目立つことに。なお、特に状況関係なくイオリの足は舐めたいらしい。
そのこともあって、一部ユーザーから先生はイオリ舐め太郎と言われることがある。
ただ、なんだかんだで先生の事は信頼しているらしく、イベント「Trip-Trap-Train」のストーリーでは敵対するカスミに脅され協力せざるを得なくなった先生を見たときは不安になっていた。
衣装
水着
イベント「~風紀委員会行政官緊急特務命令~ ヒナ委員長のなつやすみっ!」で登場した。
イベント内では風紀委員の現場部隊の中で一人だけ水着姿なため、大変に目立っている。
なお、同時期に実装されたヒナの水着版と同じく期間限定募集対象キャラのため、通常募集では入手不可。
武器
固有武器は「クラックショット」。モデルはKar98K。
キヴォトス内では珍しいシンプルな外観…なのだが、唯一の装飾であるストック部分のトゲトゲがよりにもよって頬当て部分に施されており、プレイヤー達からしょっちゅう突っ込まれている。
一部では接近戦の際に殴る用ではという予想もされていたが、アニメ版ではこの銃をバット代わりにしてムツキが投げてきた爆弾を打ち返すと言う芸当を見せている他、銃で直接殴る描写こそあったものの結局トゲ部分は使われなかったため何のためにつけているのか判明することはなかった。
性能
通常版
「逃げても無駄だ!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 貫通 | 重装甲 | STRIKER | BACK | アタッカー | SR |
EXスキルは、移動しつつターゲットおよびその後方扇状範囲への3連続貫通属性攻撃。
倍率は最大666%と一見すると普通に見えるが、なんとこれは1発ごとの倍率であり全弾ヒットで驚異の1998%とぶっ飛んだ数値になる。そしてこれほどの威力を誇りながらコストはたったの3。
攻撃ごとに目標が再選択されるルーチンも組み込まれているため、すでに倒した敵に何度も攻撃を撃ち込んで無駄撃ちとなってしまうという事が起きないのも好ポイント。
ノーマルスキルは25秒毎に敵1人に対してダメージを与える。
発動感覚が短い上に倍率も最大で436%と悪くない数値であるため、第二の火力ソースとなってくれる。
パッシブスキルは命中値の増加で、固有武器の凸で更に命中値を実数値で増加させる。
もともと命中値は高めであるため普段はそこまで恩恵はないものの、戦術対抗戦では一部の高回避タンクに攻撃を必中させられるようになるためそこで採用する際はなるべく上げておきたいところ。
サブスキルは遮蔽物を使用していない状態だと追加攻撃が発生するというもの。
EXスキル使用中は遮蔽状態ではない扱いとなるため、実質的にEXスキルの火力を底上げするものと考えて良い。
総じて複数体から単体まで幅広い適性を持つ優秀なアタッカーとして君臨しており、アルやシュンと並びリセマラ筆頭候補として現在でも高い評価が為されている。
流石に対ボス用生徒としてみた場合はカズサやミカといった強力なライバルが存在するため採用例は減ってきたものの、集団戦では高いアドバンテージを誇るため決して型落ちはしていない。
ただし弱点が一切ないわけではなく、射程がAR並に短く前線寄りに出てしまいがちであるため他のSR持ちと比べて被弾しやすい。
BACKポジションであり紙耐久なイオリが集中砲火を受ければあっという間に撤退させられてしまうため、運用の際はそのあたりのケアはしておきたいところ。
水着版
「どんな状況でも逃がしはしない!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 爆発 | 特殊装甲 | STRIKER | BACK | アタッカー | SR |
EXスキルは円形範囲内の敵に対してダメージを与えるもの。
倍率は最大880%と範囲攻撃にしては高めではあるものの、範囲が非常に狭く複数体に当てにくいのが難点。
ノーマルスキルは25秒毎に敵1人に対してダメージを与えつつ悪寒状態を付与する。
合計で最大628.5%と悪くないダメージを出すため、基本的に水着イオリはこちらが主なダメージソースとなる。
パッシブスキルは攻撃力の増加で、固有武器の凸で更に攻撃力を実数値で増加させる。
サブスキルは攻撃ヒット時に確率で悪寒状態を付与する。
総じて通常版とは違いノーマルスキルとサブスキルで付与する悪寒状態でダメージを稼ぐ置き物火力要員といった性能となっている。
継続火力が重要な場面ではよく採用されているが、中でもセトの憤怒はEXスキルのダメージが殆ど通らない厄介なギミック持ちであるためノーマルスキルとサブスキルで火力を出す水着イオリは非常に適性が高い。
余談
バレンタインチョコ
バレンタインイベントで彼女から渡されるチョコレート「ショコラ・デ・ゲヘナ」のモデルはショカコーラ(赤色缶)の戦後版。
WW2中にはドイツの軍用レーションにもなっており、高カフェインでカロリー摂取と同時に目覚まし効果がある。
かつては1枚板になっていたので自分で割る必要があったが、戦後は分割式へと変更されている。
また、当初は1種類だけであったが、多少甘みのあるミルクが追加され、赤色缶はビター、青色缶はミルクとなっている。
シナリオ中やフレーバーテキストでもネタにされているが、知らない人が見ると靴墨と間違えそうな缶ではある。
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ブルーアーカイブ ゲヘナ学園 風紀委員会(ブルーアーカイブ) 銀髪