誘導
「全ては死へ還りゆく。それが運命」
プロフィール
七星剣とは、刀身に北斗七星が刻まれた剣を指す。
北天に輝く七つ星はすなわち死を司る神、北斗星君。
災厄を祓い、あらゆる敵を打ち果たすという。
その一口は聖徳太子佩用の伝承を持ち、安寧秩序を星に願う。
概要
ブラウザオンラインゲーム『刀剣乱舞』に登場する新キャラクター。
2022年3月28日に公式Twitterにて実装が発表された。
同月29日~4月12日まで開催の『対大侵寇防人作戦』の6000体、10000体の報酬として実装したが、イベント終了日(4月12日の12時59分)以降に受取箱へ配布となっており、イベント開催期間中の入手とはならないことが発表されている。
また、受け取りには任務達成後に任務画面「達成」ボタンを開催期間中に押下する必要があるため、審神者諸君は押し忘れがないよう、気を付けてほしいと何度もアナウンスされた。
このような仕様は初のことである。
容姿
毛先が碧色になった豊かな黒髪を天(あま)色のリボンで角髪に結んだ青年。瞳は天色と鴇色のオッドアイ。
内側が夜空を思わせる金青(こんじょう)色に星を散りばめた柄の墨染の袍服で、表布には法輪が使われている。
中に着ている着物や塚紐は韓紅(からくれない)色。
銀装束の付いた胸元にも天色の結い紐飾りがあり房は韓紅色と二重染め、下袴の足元も鴇色に染められている。
内番服は首周りがジャージ仕様の黒い袍服を韓紅色の腰紐で結んでおり、両袖には金青と韓紅の小花と白銅色で唐草模様が描かれている。下は足結をした同色のゆったりしたズボンに白黒の靴。
髪は二結びに下ろしており、内側が白銅色になっている事が分かる。
刀紋は丸に北極星。
全体的な雰囲気は小烏丸を大人っぽくした様な佇まい。
性格
掴みどころのなく、宇宙のようにミステリアスな性格。ドライな印象を持つ。
つつきすぎボイスでは「契約に含まれていない」という意味深な台詞がある。今まで、つつきすぎによる警戒や不満を表す台詞は数々あった。だが、契約への言及はなかった為、多くの審神者が驚いた。又、この台詞により、刀剣男士と審神者は何か契約を結んでいるのかと考察されている。
自身より年下な刀(刀剣の父も含まれる)を号の名に関連して、『綺羅星』と呼んでいる。
一人称は「われ」だが、内番時には「おれ」になっており、使い分けているのだろう。
性能
「神技(しんぎ)」と呼ばれる剣男士特有の特殊能力を所持しており、七星剣は『習得の力』。
戦闘中、七星剣を除く部隊の刀剣男士の獲得出来る経験値を増加させる。
ただし、七星剣自身の疲労度によって得られる経験値の割合が違う。
神技は戦闘に出せば自動的に使うため、場合によっては何もしなくても七星剣がどんどん疲労していく。
人間関係
回想がある。
そこでは、南都(奈良県の別名)などの単語が登場し、意味深である。又、古典で一度は目にした単語が登場することもあり、解釈の難易度が高い。小烏丸は大和(今の奈良)で作られた刀ではないかとされており、七星剣は飛鳥時代の都だった奈良と聖徳太子繋がりで縁がある。
内番時に言及されている刀剣。
同年代(7世紀)に作られた同士で、大阪市にある四天王寺に所蔵されている。
余談
全身像公開時は山岸凉子著の漫画『日出処の天子』における聖徳太子(厩戸皇子)を連想した審神者も多く、SNS上でトレンドに上がった。
他にも増田こうすけ著のギャグ漫画『ギャグマンガ日和』の聖徳太子やお空の世界の最強(笑)お兄さんの名前も上がっている。とくに前者では作中に出てきた必殺技【飛鳥文化アタック】を使うのではないかとネタ的な意味で書いた審神者もTwitterに散見している。
大侵寇後、七星剣を得られた審神者が次に挑むのは小判補給イベント大阪城であった。彼をレベリングも兼ねて出したら神技を使い続け、赤疲労になりながらも経験値のために出陣を続ける審神者が続出したりしている。また剣は銃兵が装備させられるので銃兵を3つつけて攻撃をさせることにより、誉を取り桜付けをすることで疲労回避という手も編み出された。古き剣が銃とはちょっとシュールである(弓の方が効率が良いという意見もある)。