原題はThe Incredibles。
主に人外が主役だったこれまでのピクサー作品と違い、初めて人間(の超能力者)を主役として扱った作品。
14年たった2018年夏8月1日には続編「インクレディブル・ファミリー」が公開された。
ストーリー
(wikipediaより)
かつて世界の平和を守っていたスーパーヒーロー達。
しかしあることが発端となり世間のスーパーヒーローに対する風当たりが強まり、政府の政策により今から15年前に全てのスーパーヒーローが引退し、世間には正体を隠して生活を始めた。
Mr. インクレディブルこと、ボブ・パーもその一人だった。彼は保険会社に勤務し、顧客よりも会社の利益にこだわる神経質な上司の下で日々ストレスを溜めていた。
彼と同じくスーパーパワーを持つ妻ヘレン・パーは日常生活に適応していたが、長女であるヴァイオレットは能力を隠そうとするあまり引っ込み思案になり、長男であるダッシュは思い切り走り回ることもできない窮屈な生活に鬱憤が溜まっていた。
そんなある日、たまりにたまったストレスを上司にぶつけてしまったのが原因で会社を解雇されたボブのもとへ謎の女性ミラージュからの「Mr. インクレディブル、あなたのスーパーヒーローとしての力が必要です」との伝言が届けられる。
その誘いにのったボブは、家族に内緒でスーパーヒーロー活動を再開する。彼女の依頼は絶海の孤島にあるとある会社の研究施設から脱走した高い知能を持った高性能戦闘ロボットを捕獲してほしい、というものだった。
しかし、その裏には意外な人物による恐るべき陰謀が潜んでいた。
登場人物
- パー一家
Mr.インクレディブル | インクレディブル夫人 |
---|---|
CV:クレイグ・T・ネルソン、日本語版:三浦友和 | CV:ホリー・ハンター、日本語版:黒木瞳 |
主人公。本名はボブ・パー。能力は「怪力無双」であり、どんな重いものでも持ち上げる力持ちなお父さん。怪力に見合うだけの耐久力や瞬発力も得られる。15年の時を経て肥満体型になってしまうが、ダイエットに成功する。 | 本名はヘレン・パー。ヒーロー時代の名前はイラスティガール。能力は「伸縮自在」であり、体をゴムのように伸ばせる。 |
ダッシュ | ヴァイオレット |
CV:スペンサー・フォックス、日本語版:海鋒拓也 | CV:サラ・ヴォーウェル、日本語版:綾瀬はるか |
パー家の長男。能力は「加速」で、とても速く走れる。 | パー家の長女。ダッシュの姉。能力は「光」で、透明になれたり、シールドを張る事が出来る。 |
ジャック=ジャック | |
CV:イーライ・フシール | |
パー家の次男。赤ん坊であるが、凄いパワーを秘めている。終盤で発揮された能力の詳細は不明だが、複数の能力を持っている可能性もある。 |
- フロゾン (CV:サミュエル・L・ジャクソン. 日本語訳:斎藤志郎)
本名はルシアス。Mr.インクレディブルの旧友。
能力は「冷気」であり、あらゆるものを凍らせる事が出来る。
- エドナ・モード (CV:ブラッド・バード. 日本語訳:後藤哲夫)
ファッションデザイナー。
スーパーヒーロー用のスーツも手掛ける。
過去様々なヒーローがマントが原因で不幸な死に方をしている事と美的センスとの不一致からヒーロースーツのマントは断固反対派。
- ミラージュ (CV:エリザベス・ペーニャ. 日本語訳:渡辺美佐)
Mr.インクレディブルに仕事を依頼をした女性。
その正体はシンドロームの秘書。
本作のディズニーヴィランズ。様々な兵器やロボットを開発している。
芝居がかった所作が多く、自己顕示欲が高い。そのため目立つマントを着用している。
電磁波で物を持ち上げたりビームのように使うゼロ・ポイント・エネルギーが戦力。
- オムニドロイド9世、10世
シンドロームが開発した戦闘ロボット。
球体に収納可能な頭部と脚部がついた姿をしており、全方位からの攻撃に対処可能。更にあらゆる問題を解決する電子頭脳と、どんな相手の攻撃を耐えられる装甲、そして全ての物を貫く鋭い爪を有している。
モチーフはタコで予測不可能な動きを取り入れたらしい。
関連タグ
彼を題材にした海外ミーム、しかし内容は……詳細は項目参照