解説
カプコンから発売されているRPG『ブレスオブファイア』シリーズの主人公。
シリーズを通して主人公は必ず竜族であり、全員リュウという名前である。
本編中では選択肢以外ほとんど喋らないため無個性に見えるが、見かけの違いや戦闘中の声、ドラマCDなどで少しづつプレイヤーに与える印象も違う大変奥深いキャラクターである。
同じカプコンのゲーム『ストリートファイター』シリーズのリュウとは(キャラ設定上は)なんら無関係である。もちろん『必殺無頼拳』や『闘いの挽歌』などのリュウとも関係ない(アンソロ漫画本で「あら、リュウならあそこにいるわよ 5人ほど」とかネタにされたことはあるけど)。
この辺の事情は項目『西山隆志』を参照のこと。
CV:山口勝平(1&2はCV非対応、『Ⅲ』の少年期のみ高井智子)
『ブレスオブファイアⅠ』のリュウ
詳細はこちら→リュウ(BOF1)
『ブレスオブファイアⅡ』のリュウ
おさないころに りょうしんとわかれ、たくましく いきてきた。
ゆうきとリーダーシップに めぐまれていて、ぼうけんの ちゅうしんと なる。
プロフィール
種族 | 竜の一族 |
---|---|
年齢 | 16歳 |
身長 | 167cm |
体重 | 57kg |
スリーサイズ | B90・W64・H70 |
誕生日 | 5月1日 |
血液型 | A |
出身地 | ゲイト村 |
戦闘特技 | きあい |
フィールド特技 | 釣り |
武器 | 剣 |
前作より500年後の世界で、前主人公と名前も同じだが、別人。
人間の父親と白竜族の母親の混血。
幼少期はゲイト村で父・ガナーと妹・ユアと一緒に暮らしていたが、6歳の時、父と妹が失踪し、村人たちの記憶から自分が消え去るという怪事件に見舞われる。
孤児として泊まった村の教会(上の事件までは自宅だった)で、同じく孤児のボッシュに出会い、以後二人で協力して生きてきた。
それから10年。モトの町でレンジャー(何でも屋)の仕事をしていたが、ある時ボッシュが泥棒の濡れ衣を着せられ、その真犯人を探して旅をする中で、世界に危機が迫っている事を感じ取る。
攻撃力、HPが高く、重装備もこなす典型的な主人公タイプ。
単体向けの回復魔法や、敵の出現を抑制する特技を習得する。
戦闘中の個別コマンドは「きあい」。
自身のHPを少量回復出来る。失敗することもある。
あるイベントを経ると、残りAPをすべて使用して竜に変身することができるようになる。
竜変身で与える最大ダメージは固定で、残りAPが最大APに近いほど、設定されているダメージ上限に近いダメージを与えられる。
フィールド特技は「釣り」。
フィールドに現れる魚のシンボルに触れることで釣りのミニゲームができる。
釣った魚は、回復アイテムや調合の材料として使うことができる。
『ブレスオブファイアⅢ』のリュウ
詳細はこちら→リュウ(BOF3)
『ブレスオブファイアⅣ』のリュウ
詳細はこちら→リュウ(BOF4)
『ブレスオブファイアⅤ』のリュウ
16歳。身長166cm。地下世界の治安維持機構、レンジャーに所属する少年。下層区を担当するサードレンジャー。D値は1/8192と低め。
ある日、バイオ公社のリフトを護衛する任務の際、反政府組織トリニティに襲撃される。
リュウはリフトの積荷と共に最下層地区に落下し、相棒のボッシュともはぐれてしまう。
最下層地区からレンジャー基地に戻る途中、ディクに誘拐されそうになっていた少女ニーナを助けた。
その後の出来事からニーナが地下世界で生きられないと知り、ニーナを救うために空を目指す。
廃棄ディク処理場で出合った竜・アジーンとリンクし、適合者となる。
ドラゴナイズド・フォームになることで無敵の力を発揮するが、使用するたびにリュウの体は侵食されていく。
シリーズ内では珍しく、純粋な人間が後天的に竜の力を得たタイプ。
『ブレスオブファイア6』のリュウ
今作はオンラインゲームという性質上、遂に主人公の座を降りる事となった。
作中では主人公の実の兄で、ドラグニール村の「ムラオサ」(要は村長)の中でも歴代最強と言われている。
インシディア帝国に村が襲われた日を最後に、行方不明となっている。