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ゾンゼ=ゲの編集履歴

2024-08-02 01:44:54 バージョン

ゾンゼ=ゲ

うにすけ

ゾンゼ=ゲとは少年ジャンプで連載されている漫画作品、『破壊神マグちゃん』の登場キャラクター。

広い…明るい…怖い…怖い…

何故…?何故自分がこんな場所に……?


プロフィール

ニックネームウニ助
年齢永劫
血液型混沌
特技暗澹の荊棘
趣味床の傷をじっと見つめる
好きな食べ物野菜・お菓子
好きな場所冷暗所・部屋の隅

概要

 『破壊神マグちゃん』に登場する上位存在の一角にして、神の位を持たない「無位の存在(モノ)」。暗澹のゾンゼ=ゲ』の異名を持つ他、尾瀬唯歌からは『ウニ助』と呼ばれる。

 人間よりも遥かに上位の存在ではあるが、『破滅』や『狂乱』『摂理』等の邪神と比較すると格が低い存在。

 その姿は『1つ目のウニそのもの。モチーフはウニの一種である「ガンガゼ」。


性質

 ネガティヴの極致の一言に尽きる。

 自虐的かつ臆病陰キャで、基本的に常に涙目な時が多く、終始自分を卑下する言動をとっている。また、悪い方向で他人の心の機微に過敏であり、常に「他者を不愉快にしないように」とする(過度な)配慮を忘れないが、逆に自分への気遣いを察するや否や、自己嫌悪に陥り堪らず逃げ出してしまうなど、その精神性は極めて歪。

 但し、性根そのものは穏やかかつ温情に満ちており、信頼に足る存在には小動物のように従順な一面を見せる。


 現在は尾瀬唯歌が保護者となり、プライベートでは尾瀬家、学校内ではオカルト研究会の部室に滞在している。彼女が残した野菜を食べたり、家では沢山いる兄弟の遊び相手になったりと、仲良くやっているようだ。


権能

暗澹の荊棘(あんたんのおどろ)

 ゾンゼ=ゲの体から伸びる、漆黒の針のような魔力体。「荊棘」とはイバラを意味する語だが、「乱れた髪」という意味もある。

 その性質は、触れた者の精神を即座にネガティヴの沼に沈めるというもの。生物に対し物理的なダメージこそ与えないものの、ネガティヴに陥った者は何れも意気消沈して地べたに座し、愚痴や不安を延々と垂れ流し続ける状態に陥り、ゾンゼ=ゲが権能をリセットしない限りほぼ動けなくなってしまう。

 ゾンゼ=ゲ自身は自らの能力を「他者を不快にする力」として忌み嫌っている上、実際にそれで被害者が出ると「他者を不快にする自分は存在しない方が良い」等の自己嫌悪に陥り、更にトゲが伸びて被害者が増える悪循環にハマる(ウーネラス曰く「負の感情の無限連鎖」「陰鬱のブラックホール」「万有陰力」)。

 また、ユピススのように機械の如く常に自らを律している存在に使えば、逆に秘めたる欲望を爆発・暴走を誘発してしまう危険がある。


 色々と不便な権能ではあるが、実は意思持つ存在を無力化するという一点に限れば、最も恐ろしい権能といえる。なぜなら、この権能が効果を発揮する対象は明確な感情を有する存在ほぼ全てであるからだ。この中には、本来ならば権能が効きにくいはずの上位存在たち、特に『邪神』の名を冠する最上位六柱も含まれる。現に、邪神の最上位に位置するマグちゃんですら、刺されたときには『破滅の眼光』が暴発するなどの影響があった。


 一方で、“対象の胸中に隠し持つ本心を発露する”権能という性質上、裏表が一切存在しない人物には例外的に全く効果を成さない。


 ちなみに、棘は周囲の物体に突き刺し、瞬間的に伸長・収縮させることでこれの要領で移動する芸当が可能。これにより、意外にも高い機動力を見せる。



活躍

 300年前に聖騎士団に封印されたが、『運命』の策略により尖兵として封印から解かれ、何故か宮薙流々の学校に顕現する。全く見知らぬ、しかも人がたくさんいる学校という環境に突如放り込まれた混乱から、権能を振りまきながら学校中を逃げ回り、イズマおよびナプタークを含めた多くの犠牲者を出す。

 宮薙流々による説得も空しく、マグちゃんに『破滅の眼光』を放たれかけたとき、突如現れた唯歌にアミで捕まえられる。自分の権能が効かないことに混乱するゾンゼ=ゲは、彼女が「裏表が一切存在しない人物」であると知り、そのうえ彼女のくれた噓偽りのない賞賛の言葉に深く感激。以降はオカ研に居場所を与えられ、彼女と暮らすことになる。


関連タグ

破壊神マグちゃん

ウニ

ガンガゼ


シアエガ:外見がどことなく似ている。

グラーキ:トゲだらけの外見に加え、「トゲを刺して能力が発揮する」等の点で似ている。


ホロホロの実:能力がほぼ同じ。

ロイガー族:思考が似ている上、関わられた人間がほぼ同じ状態に陥る点が似ている。

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