「やはり、勝負になりませんねぇ……」
CV:大塚周夫
概要
『ソニックラッシュ』より登場した、Dr.エッグマンと瓜二つの見た目をした科学者。
ソニックでも「エッグマンの変装」と勘違いしてしまうほどに容姿が似ていて、エッグマンに比べ喋り方は紳士的で丁寧。一人称も「私」
しかし、目的のためなら他者の命を奪うことも世界を滅ぼすことも厭わない冷酷で狡猾なマッドサイエンティストであり、先祖のエッグマンすら焦りを見せ、止めようとするなどある意味ではエッグマンよりも危険な存在。
笑い方も甲高く下品で、『マリオ&ソニック』ではボイスだと「くぁーはっはっはっは!」となっている。
演じている大塚周夫は逝去してしまったが、現在エッグマンを演じている中村浩太郎に変更後も2代目は難しい為か、メインでの登場となる『マリオ&ソニック』シリーズではライブラリ音声を使用している。
プロフィール
経歴
『ラッシュ』シリーズでは表向きは異世界のエッグマンとして、ソニック側と戦う相手になる。この時にエッグマンに協力しているものの、日本未発売の『ソニックライバルズ』シリーズではエッグマンとは敵対し、ラッシュシリーズでも「エッグマン」と勘違いで呼んだソニックに不快感を顕わにしている。
当初は並行世界(パラレルワールド)のエッグマンと思われていたが、『ライバルズ』シリーズでエッグマンの遠い子孫にあたる、未来世界の人物であることが判明した。
日本では『マリオ&ソニック』シリーズでテイルスの口から説明されていることから、周知の事実として扱われている模様(なお日本では『ライバルズ』が未発売のため、この作品で未来人設定が初めて明かされた)。
エッグマンを憎み嫌っているのは、「先祖(エッグマン)の負の功績があまりにも多く、子孫の自分にも不利益が被っているから」というのが理由らしいが彼自身も悪事を働き、エッグマンよりも悪質な手口を使っている為、実質身勝手な逆恨みであり、
『ライバルズ』シリーズでは未来そのものを破壊しようとしたり、イフリートを解放し、世界を滅ぼそうとした(その時いずれもエッグマンに変装して彼に罪を擦り付けた為、ある意味、身から出た錆とも言える)。また自身を「ナイト」と称するなどエッグマンと違い、自分が悪人である自覚がない様子。
これらの行為もあり、先祖のエッグマンも自分に危害を加えようとした仕返し及び自分が征服する世界を守る為にシャドウ達に協力をした。
一方「マリオ&ソニックAT東京2020オリンピック」においては、
マリオとソニックを罠にはめるため作ったゲームマシンの世界から自らが抜け出せなくなったエッグマンのことを知り、彼を救い出すため尽力するなど先祖想いな姿も見せている。