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精神論の編集履歴

2024-08-26 19:53:57 バージョン

精神論

せいしんろん

どんな状況も精神の持ち方次第でどうとでもなるという考え方。

概要

どんな状況も精神の持ち方次第、つまり「気合」や「根性」といったものでどうとでもなるという考え方。

それを象徴する言葉には「精神一到、何事か成らざらん」(朱子)や「為せば成る、為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)というようなものがある。


実際、本気で事に臨めばそこそこの結果は生じやすく、適当な気分では実力の100%は出にくいし、また実力を身につける訓練も成果につながりにくいのは事実である。

試合などで僅かな差を争う極限状態になれば、持ち合わせた精神力しかものを言えないこともある。

しかし、全力で臨んでも成果が出ないことや、逆に時の運で思っていた以上の結果が出せることもあるし、精神だけで埋められる差はほとんどない。そのため、原因を気合などの精神的要因だけに帰属させるのは誤りとなりやすい。

特にスポーツ界ではこの弊害が顕著に現れており、精神のみを重視して科学を無視した結果、選手生命を絶たれたり、最悪死亡という痛ましい結果を招いてしまったケースも少なくない。


精神論一辺倒になるのも、精神論を全否定するのもどちらも誤りであり、科学的な根拠の下で鍛錬を持続させるための原動力や、いざ本番で他に頼れるものがない場合の最後の手段として適材適所に精神論は使われるべきものである。


松岡修造はその熱い発言の数々から精神論一辺倒と思われやすいが、実の所は「根拠や理論の裏付けのない根性論は一番嫌い」と公言している。

当人の素質から諦めなければ届く状況を見極めた上での一押しとして数々の熱い名言を発する良い意味での精神論者として評価する向きが強まっている。


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