概要
香取慎吾とは、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ、SMAPの一員である。グループとしての活動以外にも、主に俳優業、暴走する草なぎ剛の良き保護者などとしても活躍している。
日本一のキャラクター男
彼は、バラエティー・ドラマを問わず、極端に外見や性格にデフォルメのかかったキャラクターや、あるいは漫画原作のキャラクターを演じる事が多い。また、実写以外にも『赤ずきんチャチャ』がTVアニメ化された際には主要登場人物の担当声優としての経験がある。劇中で演じるだけならまだしも、バラエティー番組などでは、香取慎吾本人ではなくその人物自身として、他のゲストとトークを繰り広げる事も多い。慎吾ママはその典型的な例である。アニメのこち亀でこの役でゲスト出演した。また、実写版のこち亀にも、主人公の両さんを演じ、ラサール同様、アニメと実写の両方に出演したことになる(こちらはアニメでは両さん、実写では親父)。なお、香取が演じたほうの両さんは連載初期のイメージだったとのこと。
2007年のFNS系列の27時間テレビでは10通りの役+本人のキャラクター(録画含む)を切り替えて総合司会を務めあげた。しかし、さすがに本人も混乱するのか、本人の口調なのか、キャラクターの口調なのかどっちつかずの人格で喋っているところも時々見受けられる。
ジャニーズ最強のブラックホール
さて、そんな香取には幾つか特技とも言える技能を持つが、その中でも際立っているのがジャニーズどころか日本芸能界でも屈指の「大食い」であろう。
テレビ朝日系列で放映中の「お試しかっ!」で人気の企画「帰れま10」において、多くのゲストが「2度と出たくない」と苦しむこの企画で、TOP10のメニューを全て開けるのに20品近く食った上で、TOP10全てを開けた後に撤収間際に焼きおにぎりをペロリと食べたのである。
過去の挑戦者ではフードファイトで芸能界デビューを果たした「ギャル曽根」もそういう素振りを見せたが、彼女の場合はある意味ソレを仕事にしているので当たり前な話であり、ソレを仕事としていない香取がこの様なコトをやってのけるのが如何に凄いか、ご理解いただけるであろうか?
友情?
SMAPの中では、脱退した森且行を含めても最年少であり、SMAPが結成された頃、彼はまだ11歳、つまりは小学生だった(最年長の中居は当時高校生である)。もちろんそのころからSMAPのメンバーとの親交は深く、特に草なぎとの仲がよくクローズアップされる。芸能界という荒波の中で、チームの中でも年齢が一番近く、どこか抜けた草なぎと、他の年上のメンバーの行動をよく観察し、したたかに芸能界を生きてきた香取との相性は最高なようで、
最近は(むろんネタとして楽しんでいるのだろうが)、
- 二人の小指が赤い糸で結ばれていた(二人が声優を務めた、絆の糸をテーマにした映画のPR番組のオチ)
- 「戦国時代に持っていきたいもの」→「香取慎吾」(情報番組での草なぎの発言より。剛、それモノちゃうで)
- 『かに座はパートナーと話題のスポットに…』「じゃあ慎吾と…」(同じく草なぎの発言、情報番組の星占いの結果を見て)
…などなど、アッー!……じゃなくて、腐女子ホイホイ……でもなくて、大真面目に20年という長い年月が生み出した、言葉で形容しきれない、よく分からない関係性がどうもこの二人の間にはあるようである。ちなみに、他のメンバー間も探せばこんなアレな発言や行動はないこともないのだが。