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「のつ!鹿乃子のこです!のこたんって呼んでね!」

「ぬん!」

CV:潘めぐみ

概要

日野高校生。こしたんと同じクラスであり、学年は開始時1年(アニメ版では2年)⇨3年。

見た目はショートカット美少女なのだが、鹿が生えた謎多き女の子。愛称はのこたん

鹿せんべいが好物(常に大量に持ち歩いており、目にすると滝のようなヨダレが出る程)。 転入後はシカ部を立ち上げる。

自称「人とシカのハイブリッド

どういうわけか自らを「シカ」であることを常に主張しており、劇中でもそれを強調するような行動(奇行)が多い。人や場合によってシカに見えていたり、ツノの生えた女の子に見えていたりと異なる。あと、鹿と会話できる。

その出自や生態など不明な点が多く、後述のツノの特性も含めてあまりにインパクトの強い見た目にもかかわらず(こしたん含む一部除いて)なぜか誰からも違和感を持たれないばかりか、異様なまでに高い順応性やその存在感から校内でよく慕われている(後輩である馬車芽めめ燕谷千春から慕われていることから、主に後輩からの信頼は厚い模様)。

一方で、こしたんに「冗談は角だけにしとけよ!!」と言われた際に、悲しそうな顔で「角の生えた女の子って気持ち悪いよね…」と発言したり、シカ部の部室の掃除をした際「誰かと掃除するのってこんなに楽しいんだね」と言っていた辺り少なくとも孤独やいじめは経験していると思われる(更にジャージもボロボロで所々穴が空いていた)。作中回想では森の中で銃撃隊の猛攻を避けながら逃げ回るサバイバル生活を送るシーンがあり、ギャグ描写とこしたんのツッコミで軽く流されたものの、もしかしたらこれも過酷な過去の一つなのかもしれない。

また、こしたんに命を救われたお礼として大量のしかせんべいやツノをプレゼントしようとしたり、彼女が果たし合いを挑まれた際には助太刀しようとするなど、受けた恩は必ず返そうとする義理堅い一面もある。

その他、何故か猫避け用の水の入ったペットボトルを異様に怖がっている

勘違いからこしたんは家も金もないと思ってたのだが、

日野動物園で鹿の展示のバイトもしており、特に鹿の大名行列は名物にもなっている。このバイトが意外と高給であるらしく、鹿せんべいの補充など金銭面で困窮している様子はない。鹿神神社の生き神様として、正月に神事を執り行っているが、お布施などを得ているかは不明。

家や家族の存在については現状一切不明。

また、タピオカを好んでいたり、こしたんの「部屋を可愛くしたい」という要望に「もう十分可愛いけど」というなど人としての感性もある。

なお稀に見た目や口調が劇画風のイケメンになる事があり中の人繋がりも相まってを連想する視聴者が多い。

普段はこしたんより若干低い程度の身長だが、劇画風になると筋肉質かつこしたんよりも僅かに高い身長になり、デフォルメ風の姿だと通常時よりも半分くらい(下半身までくらいのサイズ)低い身長まで小さくなる。

のこたんのツノ

人間どころか普通のシカでもありえないような機能が備わっている。

  • 光る。これによってこしたんが元ヤンの処女だと気づいた。ラブレターが下駄箱内にあると感じた時にも光ったが、その時はラブレターは無かった。
  • 教室のドアをぶち破るくらいの強度を誇る(怪我人も当然いたが何故かこしたん以外全員無反応)。
  • 爆弾にもなる。これによって体育館を全壊させた他、体育祭の障害物競争にも使われた。
  • 取り外し可能。
    • ツノどころか頭の上半分ごと外すことも可能。構造はわからない。因みに草も出てくる(なんか変な呻き声が聞こえるがおそらく気のせいである。)。物を収納できるが空洞にはなっておらず、脳みその類も全く見えない。なお、絵面がグロくなってしまう為か基本的にデフォルメ風の姿の時でのみ頭の上半分を外している。
      • シカせんべいやお金をしまうことができる。コーヒーメーカーにもなる。
      • 水洗いできるらしく、片方のツノの先端から水を流すと、もう片方のツノの先端から水が出てくる。
  • 食べることができるが、無味無臭でとても硬いらしい(一応、現実でも鹿の角は漢方薬として用いられているので、あながち間違っている描写ではない。……多分)。しかし削るとふりかけになる鰹節のようなツノもある。
  • ピノキオの鼻みたいに伸びる。
  • 他人が伸びろと念じることで伸びる。
  • おやつ用のバナナケースにもなる。
  • 成長期がある。のこたんの全身を包むくらい伸び、独自に意思をもつようにもなるが、成長しきると自然に落ちる。
  • シカ生ゲームの進行に合わせてヘラジカのツノに進化する。
  • ヘラジカ化したツノで触れただけで暴れるグリズリーを一瞬で沈静化させる。アニメ版では餅を喉に詰まらせているばしゃめも沈静化させている。
  • 受粉して花が咲く。
  • 花粉でくしゃみをする。
  • のこたんが眠ると鼻ちょうちんならぬツノちょうちんが出てくる。
  • 引っ張るとロープみたいに伸びる。のこたんは325メートルの世界記録保持者。
  • 左右のツノを繋げることで、ライトセーバーのような武器になる。

その他の能力

上記のツノだけでなく、本当にシカかどうか疑わしくなるほどの能力を持つ。

  • 生命力が高く、頭に自分の折れたツノや槍が刺さろうが、大量出血していようが、平然としている。
  • 餡子が素早く放った苦無をすべて躱すほどの回避能力を持つ。
  • 透視で、こしたんのブラの色を見抜く。
  • のこたん自身を煮込むことで、『ツノ汁』なる出汁がとれる。
  • 夏毛に生え変わる際に脱皮し、服装を含んだ全身に鹿の子模様が出る。
    • 因みに抜け殻は着用可能で、実際に着たばしゃめは「なかなかの通気性」と評していた。

余談

ちなみに鹿の角は、トナカイを除いて雄にしか生えない(その事に関してはこしたんも突っ込んでいた)。

角は天敵撃退に使われることもあるが、基本的には雄同士が発情期の雌をめぐって争うときに使われるもので、角同士をぶつけ合いより立派な角を持つ方が勝利し雌と交尾でき子孫を残せると考えられている。

この事から一部ではネタ的に男の娘説が唱えられているが、作中の描写や公式サイトの記述では女子となっているので、冗談程度に受け止めるのがいいだろう。

実際、担当声優の潘氏も少し頭をよぎったことはあるが、すぐに考えるのをやめたことをX(旧Twitter)にて引用RPで明かしている。

ちなみにOP「シカ色デイズ」の最後の方では餡子とばしゃめはちゃんと(?)女の子鹿になっている。

雌にも拘らず角が生えている理由としては、角がないと見た目で鹿であることが分からないため、やむを得ずこのようなデザインにしたと考えられる(同様の理由で、某動物美少女擬人化作品のシカにも角が生えている)。

そもそも稀に雌でも角が生えることがある

それでも納得できないなら、実は正体はシカ科で唯一雌雄共に角があるトナカイの可能性も微粒子レベルで存在する…?

もっとも、のこたんはぶっちゃけシカかどうかも怪しい上、作風も作風なので、こんな考察をしたところで無意味な気もする。

純粋に楽しんでいるファンの為にも、あくまでこのような話題はネタとして楽しむように。

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