概要
ホコタテ運送の社長。本名は「ル・チャチョー」。
『ピクミン』でピクミンの惑星から帰ってきたオリマーをいきなり借金返済のために再びピクミンの惑星に行かせるなど、極めて人使いが荒い。
しかし、こき使われているオリマーからはどこか憎めない人物だと評されており、少なからず人望はある模様。
妻と会社を共同経営しているが、社内での立場は大社長を名乗る彼女の方が上らしく、借金完済後に見れるメール内容からして奥さんには頭が上がらない様子。
尚、2の冒頭では登場早々にオリマーの私物であると思われるドルフィン号を会社の借金返済のカタとしてに勝手に売り払うというとんでもない事をしている(ホコタテ星では社員の私物も会社の所有物として扱われるのだろうか?)。
ストーリーでは借金取りから逃げる為にホームレス生活を送るなど、オリマー程ではないが割とハードな生活を強いられていた時期がある。
借金を返済するとルーイがいなくなり、以降は代わりに社長を操作することになる。借金返済後に操作キャラをルーイに戻すことはできず、また、社長が登場するのはストーリーのみで2Pバトルやチャレンジモードでは登場しない。
基本的にルーイ同様の感覚で操作できるが、ロケットパンチの攻撃範囲がオリマーと比べて一回り大きいという地味な特徴がある。加えて笛の音が自動車のクラクションの様な音となっている。
アンテナの色はルーイと同じく青だが、宇宙服は黒色のエグゼクティブ・スーツを着用している(お宝を見て涎が止まらなくなっても安心のスタイ付き。公式サイト『PIKMIN GARDEN』ではノア星出身のスタイリストのプデルからは「服に着られている感が抜け切れてないわね」と評されている)。生命維持装置の色は黄色。
尚、公式サイトによると、オリマー達が使う探検キットは彼の少年時代の思い出の品。
ピクミン3
今作では当初は迷いの雪原で彼の形をした雪像が登場する程度で、社長本人は登場しなかった(オリマー曰く、奥さんとバカンスに行ったきり音信不通との事)が、Switch版に移植された『ピクミン3 デラックス』のサイドストーリー「オリマーの冒険 ふたたび」にて指示書やオリマー達の評価を下す形で再登場を果たす。本人は直接降り立ってはいないが、通信を取り合えるようにはなっている様子。
人使いの荒さも相変わらずであり、3の本編開始前にオリマーとルーイを新事業に失敗してまた多額の借金背負ってしまったので再度お宝を集めさせる為にPNF-404に向かわせ、更にアルフ達に救出され帰着したオリマー達に対して「バカモン!!!!!!!あの宇宙船を捨てるなど、もったいない!取り戻すまで帰ってくるな!」と激怒して再び惑星PNF-404に送り込んでいる(当人はオリマーのドルフィン号を勝手に売り払っているのによく言えたものである)。
3のEDにて空から何か降ってきていたのは、この社長の命令で再度PNF-404に送られたオリマーとルーイを乗せたポッドである。
ピクミン4
今作でも本人は登場しないが、行方不明になったオリマーを連れ戻す為、ルーイをPNF-404に送っている。
しかし、ルーイからはオリマー共々まともに顔を覚えられておらず、報告も適当に済まされるなどかなりぞんざいに扱われており、終いには「社長……誰だっけ……」ともはや役職以外の全てを忘れ去られてしまっている(最もルーイは社長に限らず基本的にこの調子であり、更に上記の通り社長も社長で超が付くほどのブラックとしか言いようのない事を平気でやらせるような人物の為、こうなるのも仕方ないと言えよう)。