概要
新潟市のシンボルである萬代橋の南に位置する商業施設エリア。新潟駅からも徒歩圏内である。
「万代シテイ」と綴って「ばんだいしてぃ」と読む。「万代シティ」は誤記なので注意。
バスターミナルとなるバスセンタービルを核にLoveLa万代(旧・ダイエー新潟店)、LoveLa2(旧・シルバーボウルビル)、万代シルバーホテルビル、新潟伊勢丹、ビルボードプレイス、BP2(旧・新潟ジョイポリス)などの商業ビルがペデストリアンデッキで連結されている。
さらには
新潟交通のバスはほとんどが万代シテイを通過するためバスからの利便性は高いが新潟駅からは歩いて10分くらいかかる。そのため長らく駅前万代口という一番美味しい場所に大型商業施設がなく、かなり歩いた先にあるという不思議な都市構造だった。
2016年にヨドバシカメラが移転し、2024年に再開発された新潟駅ビル内にショッピングセンター「CoCoLo新潟」が開業したことで新潟駅~万代シテイの間も徐々に商業化していっている。
万代クロッシングなる地下道もあるが、元々は新潟駅から繋がる地下道を作ろうとしたのが地盤の弱さで頓挫したという中途半端な代物で、地上で信号を待ったほうが早いのであまり使われない。自家用車でのアクセスは有料駐車場しかないため絶望的。
七色にペイントされたレインボータワーがシンボルだった。以前は昇降して市内を一望する展望台となっていたが、東日本大震災の発生で同クラスの地震が発生した場合、損傷の恐れがあるとの理由でその機能は廃止された。そして、万代シテイ全体の改修工事の実施に伴い2018年8月に解体された。隣に新潟日報メディアシップが建ったのでそっちの展望階で代替可能。
現在のLoveLa万代(三井不動産系の商業施設)には2005年11月までダイエーが出店していた。その流れからか、核テナントとして初の「イオン」名義(現在はイオンスタイル名義)の食品スーパーが出店している。
皮肉なことにダイエーは後にイオンの完全子会社になり、多数のダイエー店舗がイオンに転換することになったが、ここと同時期に撤退した店舗ではイオン出店後にダイエーに再び移管されていたり等、イオンのSM業態は方針が一定しておらず、ある意味では実験的な店舗だったのかもしれない。
2015年より活動するNGT48の拠点は万代シテイ内のLoveLa2(こっちはビル自体が三井不動産所有)。
土日祝にはレインボータワーのレインボーカラーをあしらったマスコットキャラ「ばんにゃい」がバスセンター2階に出没する。