概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』のエピソードの一つ。TC42巻収録。
あらすじ
学校が終わっているのに一向に帰ってこないのび太を心配するドラえもん。そののび太は案の定、宿題を忘れて居残りをさせられていた。
先生に見つかってもなんとか逃走に成功したのび太だったが、その帰り道に空き地で野球をしていたジャイアン達が飛ばしたボールを投げ返すも、コントロールが悪く隣の神成さんの家の窓ガラスを割ってしまう。いつも窓ガラスを割られてカンカンの神成さんはジャイアン達を責めるも、ジャイアン達は「のび太がやった」と無実を証明しようとする。神成さんはすぐにその犯人を連れて来いと命令し、ジャイアン達はのび太を捕まえようと町中にこの事を知らせ出し…。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- のび太が学校から飛び出した際に車に轢かれそうになる。
- 静香にトイレに行くと勘違いされる。
水田版(平成)
- 物語中盤でのび太が腰を痛めた神成さんの代わりに盆栽コンクールに出す作品を会場に届けに行くシーンが追加。
- のび太の部屋が滅茶苦茶になっている。
水田版(令和)
- のび太を捕まえる側に陸上クラブと体操クラブのメンバーが登場。
- スネ夫が賞品を出すのを防ぐためにのび太にこっそり協力している。
- のび太が居残りから逃げ出す描写はカット。
- 先生が登場しておらず、物語のラストでママと共にのび太を𠮟る役目を神成さんが担っている。