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概要

テクモから発売されたホラーゲーム零シリーズ」の二作目。

2004年11月11日にはXboxで「FATAL FRAME II: Crimson Butterfly」が発売されている。

2012年6月にWiiでリメイク版である「零〜眞紅の蝶〜」が発売された。

タグは「紅い蝶」で登録されている事が多い。

ストーリー

双子の姉妹である「天倉繭」と「天倉澪」は、昔住んでいた故郷にやってきた。

二人にとって秘密の場所だった沢は夏休みが終わるとダムの底に沈んでしまう。

幼い頃よく二人で遊んだこの沢には、姉の繭が妹の澪を追いかけている途中、山道で足を滑らせ転落し、足に大怪我を負った苦い思い出もあった。

澪がふと顔を上げると、側にいたはずの繭がいなくなっており、辺りを見渡すと紅い蝶に導かれるように林の中へ入っていく繭の姿が。

澪が慌てて追いかけ、繭を見つけるが二人は地図から消えた村、皆神村に閉じ込められてしまう。

キャラクター

天倉澪(CV:神田朱未

主人公。明るく活発な性格をしており、本作で射影機を使う。

幼い頃繭が負った足の怪我を自分のせいだと思い込み、いつも繭を守るようにしている。

繭ほど霊感は強くないが繭を通して奇妙なビジョンを見ることがある。

天倉繭(CV:川澄綾子

澪の双子の姉。控えめで大人しい性格をしており、ゲーム中では澪の後ろについて来る。

足の怪我により走ることができない。そのため移動速度が澪より遅い。

霊感が非常に強いが霊に対する耐性を持っていないため取り込まれやすい。

黒澤紗重

黒澤八重の双子の妹で大償を引き起こし村を滅ぼした。繭ポジション。

怨霊名は血塗れの着物の女

黒澤八重

黒澤紗重の双子の姉であり、皆神村唯一の生存者。澪ポジション。

消滅してしまった村と妹を失ったショックで全ての記憶を失う。

前作の零~zero~では『宗方八重』という名前で登場している。

立花樹月(CV:保志総一朗

プレイ中何かとヒントをくれる白髪の少年。元は黒髪だった。

八重と紗重を村から逃がそうとした。二人を逃がした後、首を吊り自殺。

立花睦月

本編では登場しない。

樹月の双子の弟。体が弱かったらしい。

立花千歳(CV:米本千珠

樹月と睦月の妹。人見知りで押入れの中に隠れている。生まれつき弱視で、兄から離れていてもすぐ見つけられるようにと貰った鈴を身に付けている。樹月が自殺したのは八重と紗重が逃げたからと思い込んでおり、二人(特に八重)を憎んでいる。

ゲーム中で一二を争う弱さだが怨霊の中でもかなりの人気を誇る。

攻撃時に泣き叫んで周囲を暗くするという技を持つが、自分自身が弱視であるため、暗くなっている間は泣きながら逃げ回っている。

※鈴の音がしない場合は闇討ちしてくる

真壁清次郎(CV:筈見純

民俗学者。助手の宗方良蔵と共に皆神村に入るが、黄泉の門を一時的に抑える儀式のため楔にされて身体を切り刻まれ殺される(本人は殺されることに薄々気付いていたが、黄泉の門を見たかった為逃げなかった)。その後大償で蘇り、村人を虐殺した。麻生博士と親交があり、「射影機」や「霊石ラジオ」を皆神村に持ち込んでおり、それらは後に皆神村に迷い込んだ澪の大きな助けとなった。

怨霊名は縄の男で攻撃されると即死するためプレイヤーを苦しめる。

宗方良蔵

真壁清次郎の助手で樹月と睦月の親友。

村が消滅した後、記憶を失った八重と共に生活する。

初代零~zero~にも登場しているが…。

主題歌

天野月子「蝶」(ポニーキャニオン)

作詞作曲:天野月子 編曲:戸倉弘智

ゲーム情報

紅い蝶FATAL FRAME II眞紅の蝶
機種 プレイステーション2XboxWii
ジャンル ホラーアドベンチャー同左同左
発売日 2003年11月27日(木)2004年11月11日(木)2012年6月28日(木)
価格 7,140円→現行廉価版1,890円7,140円6,800円
開発 テクモテクモコーエーテクモゲームス
販売元 テクモテクモ任天堂
CERO C(15歳以上対象)15歳以上対象C(15歳以上対象)

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