概要
2025年発売予定の真・三國無双シリーズ最新作。
『真・三國無双5』以来、久々に庄知彦氏がプロデューサーとして携わる。
今作では、名前からも分かるように『原点回帰』がテーマとなっており、『真・三國無双6』以降のように無双武将を増やす方向性ではなく、ゲーム性の進化と今までにない濃厚かつ壮大なストーリーを楽しんでもらう形となっている。黄巾党結成から赤壁の戦いまでを描き、反董卓連合軍解散後劉備・曹操・孫堅の3ルートに分かれそれぞれのエンディングを迎える事になる。
過去のナンバリングタイトルとはかなり異なった方向性から『真・三國無双9』というタイトルではないが、インタビューによると「位置づけは外伝ではなく、ナンバリングと同等」とのこと。
また、今作ではナンバリングのように多くのプレイアブルキャラを操作するのが売りではないため、メインで使用するキャラクターは記憶喪失の名もなき青年(デフォルトネームは無名(中国語表記だと无名)ただ一人となる参照1参照2)。
このキャラクターは外見固定でキャラクリエイトは出来ないが、「過去がある、物語の中核を担うしっかりと柱となる主人公とそのイメージが必要だった」ため、あえて明確に性格がある主人公を設定したとのこと。
無双武将について
これまで登場した無双武将から意図的に減らすようなことはしていないが、今回はより濃い三国志を描くために全ての時代を描く訳ではないため、時代にそぐわない人物は登場しないとインタビューでプロデューサーが語っており、固有武将は全員で47名。
また、今回はキャラクター性よりも三国志を描くことに比重をおいており、今までデフォルメされたキャラクターも元の要素を残しつつ、アレンジを加えているとのこと。
キャラクターの声優に関しても、キャラクターによっては変更がある(現時点では張角の声優が竹内良太氏に変更されている)。発表直後に急逝した松野太紀が演じた凌統についてもこれについても処遇は不明である。
前述の通り、基本的にプレイ出来るのは主人公のみため、これまでの無双武将キャラはいわゆる「顔つきNPC」的な立ち位置となる。しかし、一部の武将(魏呉蜀3人ずつ)は主人公と共に戦い、条件を満たせば一定期間プレイすることが可能となる(下記の随行武将を参照)。
また、真・三國無双シリーズでは初めて経年変化が取り入れられ※、現時点では黄巾の乱時点での若い関羽や反董卓連合時点での若い曹操が確認できる。
※一応、『真・三國無双8』では劉備が入蜀後に髭がつく仕様があった
曹操陣営の随行武将
孫堅陣営の随行武将
劉備陣営の随行武将