プロフィール
真名 | BBドバイ |
---|---|
クラス | ムーンキャンサー |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm~?? |
体重 | 46kg~?? |
出典 | Fate/EXTRA CCC、Fate/Grand Order |
地域 | 地球、SE.RA.PH |
属性 | 混沌・善・星 |
好きなもの | 人類の努力 |
嫌いなもの | 人類 |
ILLUST | ワダアルコ |
CV | 下屋則子 |
概要
『Fate/Grand Order』期間限定イベント『セレブサマー・エクスペリエンス!~逆襲のドバイ~』および奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』に登場するサーヴァント。レアリティは☆5。
既に☆5水着サーヴァントになっているBBちゃんが、まさかの夏イベ二着目という、彼女らしいチート・ズルをやらかし登場。
去年サバフェスでの汚名を晴らすべく、今度はドバイ特異点の支配人としてカルデア一向をセレブ観光に招待する。
しかし、一見した容姿・言動・振る舞いこそ何時ものBBと同じだが、シナリオを進めるにつれ、どうにも彼女らしくない違和感が強まってゆく。
それもそのはず。BBドバイはカルデアで活動していたBBとは別の時空の個体であり、マスターも別人だったのだから。
システム上では真名が第一霊基で「BBドバイ」、第二霊基はカルデアのBBが対抗すべく変化した「BBコスモ」となる。
第三霊基については終盤のネタバレになるため別記事を参照。
人物
一見すると普段のBBがさらに羽目を外してるような言動をしており、表情も豊か。
しかし実際にはBB以上にAIとして冷徹な判断を下し、マスターのこともオモチャどころか見下していることが節々から伺える。
何かを例える際に「虫」を引き合いに出し、「完璧」に異常に拘るという普段の彼女らしからぬ一面が出ている。
能力
モーションではどこからともなく呼び出している黒服が現れ、絨毯もBBに合わせて移動する仕様。
ステータス
保有スキル
道具作成 (C) | 人類の健康管理だけでなく、宇宙都市開発・未来管理・人理査定、といったタスクが増えたため、道具作成に振り分けられるリソースは減ってしまった。 |
---|---|
対魔力 (EX) | 未来では神秘は解明され、未明のものではなくなっていた。対魔術プロテクトは完璧である。 |
未来管理 (A) | 超演算による危機管理能力。自身の彼クリティカル率を下げ、スター集中度をやや高める。 |
人理査定(攻) (B) | プログラムされた『第8世代・人類航海図』により、その時代の人類を査定、間違いがあればこれを攻撃力に変換して対象を罰する機能。 |
人理査定(防) (B) | プログラムされた『第8世代・人類航海図』により、その時代の人類を査定、正常であればこれを防御力に変換して対象を弾く機能。 |
都市改造(EX) | |
ラグランジュ・ラグジュアリー(EX) | |
黄金の月の都(EX) |
宝具
C.C.C.(コスモス・クラフト・クレーター)
- ランク:EX
- 種別:対界宝具
- レンジ:0〜999
- 最大捕捉:100人
「ちょっと本気、出しちゃいますね?」
「勝ち目とか、小数点以下のミニミニです♡ だって、私のヒールにすら届かないんですから。蟻は蟻らしく、地中で足掻いてくださいね?」
G.G.G.(ゴールド・ギガント・ガーメント)
- ランク:EX
- 種別:対界宝具
- レンジ:0〜999
- 最大捕捉:100人
「すぐに終わらないでくださいね?」
「お困りですね、センパイ? 応援ならお任せを! 魅惑のドレス、弾ける笑顔、勝利の女神はBBちゃん! ほらほら、アリさん達、ファイトー!」
月面限定ではあるが、電脳世界でのデータ量を通常空間の質量に変換し、超ド級人型演算機構として出現させる電脳世界における権能。
スキル「黄金の月の都」仕様により「作戦変更」として切り替え可能。
人類が建造したどんな建造物よりも大きい筐体を得たBBに、実現不可能な事象はなくなった(もちろん、時間と資材は必要とするが)。
攻撃、防御、どちらにも使用できる。
攻撃の時は『C.C.C.』の名称通り、宇宙都市開発を行い、その余波で足下にいる『保護対象外』を吹き飛ばす。
防御の時は『G.G.G.』の名称通り、月の砂漠を巨大な衣装に変えて、『保護対象』の生命活動を守護する。
演出としては、ワイン片手に摩天楼に腰掛け、ブルジュ・ハリファに腕を回す巨大なBBドバイが映し出される。基本的に使用時には満点の笑みを浮かべているのだが、奏章IIIクリア後は表情とセリフが異なるバージョンが解放される。
ゲーム上での性能
スキル1で「保護対象」特性を味方に付与し、スキル2で「保護対象外」特性を敵に付与することで宝具によるサポートと特攻をこなす。多段ヒットするタイプなので、アーツシステムにも対応している。
またNPチャージがスキル1で全体20、スキル3で自身50と多めであり、さらにスキル1と2には「ムーンキャンサークラス」と「今を生きる人類」に対するバフを持つ。
現状の実装サーヴァントで両方を満たすのは大いなる石像神のみ。
スキル2は全体強化解除に加えて1Tのみといえ攻撃力デバフを最大100%と強烈な倍率でお見舞いし、ほぼ無力化させる。
スキル使用により宝具切り替えが可能だが、これまでが単体・全体攻撃のスイッチングだったのに対し攻撃・防御切り替えというスタイル。
ただし切り替えはスキル3使用時に3Tの間と決まっており、防御側を使用したい場合はタイミングに注意。
欠点としてはエクストラクラス共通の悩みではあるが、やはり等倍前提の火力なこと。
特攻付与タイプなので特攻時の火力はそれなりに高いのだが、システム時にもwave2あたりの高HPエネミー相手に火力不足で撃ち漏らしという状況も少なくない。
関連人物
余談
不審点
従来のBBとの具体的な差異点として、
- アイデンティティであるリボンの色が黄色(BBとサクラファイブは全員リボンの色が違う)
- 主人公への呼称が「マスターさん」「センパイ」ではなく「マスター」
- 彼女ならする筈の行動や言い回しをとらない場面が多数(特に「虫」に例えた言い回し)
- 立ち絵の顔・髪型・表情などが従来のBBのそれとは比較して描き分けられている(「桜顔」だが「BBの顔」ではない)
- 嫌いなものに「人類」を挙げている他、「完全」と「不完全」に拘っている
等、どっかで見た怪しい要素の役満状態で、 パッションリップも『BBらしくない』と疑問を抱いた程。
そして初戦闘時に表示された属性のうち、副属性だけ「-」表示。基本の天地人ならば隠す必要はないはずだが、前回のアレ以上のきな臭さを感じさせる要素の一つとなっていた。
戦闘セリフやマイルームでも「虫」という単語を頻繁に使い、メルトリリス所持時には「所詮はBBから切り離された欠点の一つ、私はああはなりません」とまるで他人事のように吐き捨てている。
さらに余談だが黄色いリボンであったために、黒幕はこのジジイではないかというネタも存在した。
実際にイベント中に姿を見せてはいたものの、特に絡むことはなく退去した。
わし様ドバイ
イベント開始後、pako氏がなぜか「BBドバイの格好したドゥリーヨダナ描きたい」(実際のポスト)と発言しネット界隈がざわつき、さらにワダアルコ氏も反応。
それから1日もしない間に「BBドバイの格好したドゥリーヨダナ」のイラストやコス写真が大量出現する珍事が発生し、羽海野チカ氏も「どうして…」と困惑した。さらに別のサーヴァントや人物にも波及する事態になる。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder セレブサマー・エクスペリエンス! オーディール・コール
正体
元々の名は「ラストスロット」と呼ばれるAI。
とある並行世界にて生み出されたそのAIに、さらに別の並行世界から観測したBBのエッセンスをインストールして生み出された、いわば「地球産のBB」。
プレイヤーの知るBBと性格や冷徹さが違うのはそのためであるが、そもそもカルデアにいるBBもまたムーンセルにいるオリジナルのBBの複製であり、2人の関係は言わば「違う生き方をしたクローン同士」に近い。
真の目的は「自分が見守ってきた人類の足跡を無にしないこと」であったが、度重なるイレギュラーによってその手段である「人類ラスボス決定戦」は頓挫し、最悪の事態に陥る。
これに対し、BBコスモから譲渡された霊基と融合し新たな姿にアップデートを遂げ、本懐を遂げるべく戦場に立つ。
上記の不審な点から、多くのユーザー達から「正体はカズラドロップではないか?」と予想されたが、実際にはカズラドロップでも我々の知るBBでもない全く別の存在であった。
新たな姿や「ドバイ」という要素からリボンの色は黄色ではなく金色であったことがわかる(よく見るとリボンに光沢がある)。この点は意図的なミスリードだったのだろう。