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編集者:パパレンジャ
編集内容:フェニモールの話もそろそろまとめてかないと。

「シャーリィ」のタグで登録されることが多い。

注意

正:シャーリィ

誤:シャーリー

概要

物語の舞台となる遺跡船にて、灯台の街ウェルテスを拠点に活動する水の民の外交官。主人公セネルの幼馴染で、3年ほど兄妹として過ごしていた。

海の意思「滄我」の代行として水の民を導く巫女「メルネス」でもあり、その力を様々な勢力から狙われている。

そうした逃亡生活の中、セネルと共に遺跡船へと漂着する所から物語が始まる。

種族共通の金髪碧眼。前髪を切り揃え腰ほどまで伸ばした長髪に、横並びの造花をあしらったカチューシャと耳前で左右2~3(媒体による)本ずつ編み下ろしたおさげが特徴的。

ゆったりしたピンクのブラウスにぴっちりしたブラウンのベスト、紺のタイトスカートを側面から後ろにかけて尾ひれのように伸ばした腰布で覆っている。

中心部から花弁や魚のヒレのように袖先を広げた、花の精霊や人魚を思わせるようなシルエットは、水の民と陸の民の橋渡しをする彼女の立ち位置とも、うまく調和が取れている。

横や後ろから見える、彼女の大半を覆う人形的な可憐さからは、求められる役目の重さとそれを背負う堅実さ、ボディラインのはっきりして開けた正面姿からは、聡明で活発な彼女本来の情熱が感じられる。

金髪ロングで主人公の妹分にあたる幼馴染という立ち位置は、シリーズ作品としてはコレットクレアに次いで3作続けてのもので、種族問題と関わりが強い点も共通といえる。

上は絶対的な力と責任を持つメルネスから、下は無力で何の権限も持たない人質(妹含む)まで、主人公とは別の目線で情勢との関わりを学びながら己の生き方を見出していく。

幅広い経験に加え、人並に備わった欲と向き合える誠実さ、他者の立場を汲むことを苦にしない社交性から、プレイヤーの視野を広げる性質がとてつもなく強いキャラクターであり、特に互いに経験を共有して補完し合う相互フォローの守備範囲は、他の追随を許さない。

性格

基本的には穏やかな物腰だが、有事では物怖じしない勇敢な姿を見せる。自己主張をする際には割とはっきりとものを言う。

幼少期からメルネスとしての重責と期待を背負わされていた事もあり、使命感が強く自らの内に抱え込む事も多かった。

愛する人を守ろうと、メルネスとしての「託宣の儀式」を失敗させた結果、海水や潮風に当たると体調を崩し真水に浸かることで回復する体質となり、それに合わせて生来使えたはずの爪術も封じられていた。

その無力が仇となり、大切な人たちを救えなかったことから、爪術の力を渇望し、メルネスの力に執着することもあった。

そのこともあり、本来争いを好まない性格ではあるが、戦う力を持つことへの高揚は人一倍強い。

セネルを「お兄ちゃん」と呼び慕っているが、血の繋がりはなくあくまで幼馴染みへの敬称としての呼び方であり、それは幼少の頃から一貫して変わらない。

妹や滄我の代行者メルネスといった自分を押し殺して演じた姿と、同世代の友人に見せる自然な姿、外交官として働き夢の実現へ邁進する姿、作中では大まかに4つの異なる彼女の振る舞いを見ることが出来る。

恋愛と友達

幼少の頃からの刷り込みで一途にセネルを慕う。公式のプロフィールに記された通り、実際、物語中、初恋を最後まで貫いている。

同じく幼少の頃からの刷り込みで一途にステラを慕うセネルと共に、並行して描かれるそれぞれの葛藤や成長は、本作の大きな見どころの1つ。

両者にとって最初に与えられた(兵士や巫女の)役目を忘れる要因にもなっている。

恋愛感情は彼女にとって、呪われた種族の運命を覆した情熱の原点であり、最初に他者の気持ちを汲む道を学んだ師でもある。

(恋敵も含めて)同じ恋心への共感や理解を明確に持つ一方で、軽いノリでの男女のじゃれ合いには、強い対抗心を見せており、自分を導いた純愛そのものへの思い入れが強く感じられる。

彼女目線で描かれる恋愛要素は、幸せの成就のためというより、他の女性との折り合いや、感情と使命の葛藤など、彼女自身の社会性を構築するルーツという側面が強い。

「うう、これ以上はだめ、お姉ちゃん、パス」

「お姉ちゃんのぶんも、わたしがたくさん見せてあげる」

「知ってた?お姉ちゃんって、ずっとお兄ちゃんのこと、好きだったんだよ。出会ってすぐのころから、いつも、お兄ちゃんのことじーっと見てたんだから」

「3年……ううん、もっと前から、聞きたいと思っていた言葉。だめだと言い聞かせても、心のどこかで、常に夢見てた……」

かつて姉の背中に隠れていた幼い彼女が、自立し自ら気を引こうと姉と張り合う。

そんな彼女が、自分と同じ姉の気持ちを知り、姉と離れ離れになったあとも、自らにだめだと言い聞かせ続けて、ただただ妹に徹し続ける。

そうして自らの想いを犠牲にして他者の想いに奉仕し続けるようになった彼女に、自らの幸せを掴ませようと、奔走した一人の少女がいた。

戦闘面と属性要素

物語のメインシナリオでは戦闘で活躍することはできないが、物語の後半『キャラクタークエスト』から使用可能になる。

「わたしにも、戦う力があるんです!」

「援護します」「邪魔されそうです!」

静の滄我から授かった聖爪術、それは彼女にとって初めて自分の想いのために使うことを許された力でもあり、それまで期待に応えられない、守りたいものを守れない無力に苛まれてきた彼女は、誰よりもその力のありがたみを噛み締める。

戦闘中はより気合いの入った力強い声が印象的で、仲間への状況報告を律儀に行うなど、新米として気負いながらも仲間との連携に余念がない。

気を引き締め・動きはビシバシ型のクロエ、ウィル

気を張らずに・動きはビシバシ型のノーマ

気を張らずに・動きはゆったり型のグリューネに対して

気を引き締め・動きはゆったり型といった振る舞い。

女性陣、あるいは術師組の中で、うまく棲み分けが出来ている。

彼女の大きくゆったりした動きは本作のモーションでとてもよく映えており、勝利時の足を揃えて姿勢を正しながら大きくお辞儀する時の流れるような動きなど、よく作り込まれている。

独自の古代詠唱を用いたブレス系爪術と、ペン先から撃ち出す光弾(テルクェス)を武器に戦う後方支援(魔法使い)型で、高火力・高TP消費の技が多いのが特徴。

初期習得している下級のブレス系爪術であるはずのファイアボールもかなりの高火力の技になっている。

ほか特徴として、呪属性以外の属性を一通り習得し、火、氷属性の術はダウン効果がなく、それ以外の属性の術には全てダウン効果がついている。

氷属性のみ3種と、1種ずつしかない他属性より多く習得することから、シリーズ定番の精霊巡りがあった場合、氷の精霊セルシウスとの契約担当になるのではないかとも考えられる。

セルシウスは、シリーズ内だと性格がクールなキャラクターで、水の精霊ウンディーネと仲が良かったりするが、水のマナを担当する精霊がこなかった本作で、その代わりともいえるメルネスの彼女なら、うまく打ち解けるのではないだろうか。

フェニモール、セネル、ウィル、ハリエット、クロエ、ジェイテューラ、説得したり打ち解けていったキャラ達の大まかな傾向から見ても、彼女にはツンデレキラー的な側面が見て取れ、その点でもセルシウスとの相性は良さそうである。

外伝作品出演

テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3

ギルド「アドリビトム」の初期メンバー。

テイルズオブザレイズ

イベント「FIGHTING OF THE SPIRIT ~水の章~」でクロエと共に参戦。

本編ではミラージュプリズン編4章「憎悪を抱く仮面の少年」で登場。

具現化して間もなく、アスガルド帝国に囚われ、コハクの前の巫女として「神降ろし」の儀式に参加させられていたところをゼロスに救出され、救世軍と行動を共にしている。

しかし、口調が明らかに本人と異なっていたが、その理由は神降ろしにより心核を傷付けられて本来の心を失い、そこに初代ビクエことヨーランド・ビクエ・オーデンセの精神が入っていた為だったとミラージュプリズン編6章「贖い生きる古代英雄と改悛し惑う神子」で判明。ヨーランドがシャーリィの心核を治療して去った後に本来の自分を取り戻し、コーキス一行に引き渡される。

また、『ブラッククローバー』とのコラボイベントではノエル・シルヴァの衣装で登場し、その技(「海竜の巣」、「海竜の揺り篭」、「海竜の咆哮」)を習得する。

本作でウィンドフェザー、ジャグリングフェザー、ペガサスフェザー、蒼翼の円環、古翼の胎動、サイクルフェザー、トラクターレーザー(トラクタービームの技変化)、タイダルフェザー(ペガサスフェザーの技変化)、セラフィックブルー(蒼翼の円環の技変化)、古翼の躍動(古翼の胎動の技変化)、ブラストフェザー(サイクルフェザーの技変化)を新術技として習得。

魔鏡技は、

「滄我の癒し」全体回復

「セラフィック・バード」爆風つき高火力弾(水)

「アビサル・スクウィーズ」一律広範囲打ち上げ(水)

「コッティングスター」巻き込みダウン投げ(風)

「オーシャンズディバイダー」大型の光線(水)

「A・フレイムスフィア」爆風つき高火力弾(火)

「オーシャンズディバイダー」は精霊装をレアリティ3まで強化すると使用可能になる。

編集者:パパレンジャ
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