CV:森久保祥太郎
概要
テュランとは、カイネの半身に取り憑いたマモノである。粗暴かつ常に高揚とした口調で話す。
猟奇的な思考の持ち主で、マモノだろうが人間だろうが殺せればいいということで、カイネに力を貸している。隙あらばカイネの身体を乗っ取ろうと目論んでいるが、ニーア達と行動を共にするようになってからは、変化していくカイネの感情に、次第に興味を惹かれていくようになる。
最終的には自らの命を犠牲にしてでもカイネを守る道を選ぶことになる。
本名は「由良正義」という名前で、元々は自衛隊に所属していた。指名手配を受けたため改名しゲシュタルト化したが、レプリカントは処分され存在していない。
なお、テュラン(由良正義も含め)の外見は公式では発表されていない。
人間の姿として描かれているイラストはすべて、描き手の想像によるものであり、唯一外見で描写されている表現は、ゲーム内のノベルに出てくる「黒いスライム」という表現のみである。
ドラマCD『ウシナワレタコトバトアカイソラ』
※ネタバレを含みます。 |
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Disc1
新宿に居た頃の由良正義が登場。
当時は陸上自衛隊にて「特殊生物対策課課長」と「新宿方面防衛中隊中隊長」という高い役職を兼任していたが、同時に影ではクーデター部隊「竜の会」を組織していた。
人間を捨て駒のように扱っており、周囲からの評判は最悪。あまつさえレッドアイ暴走事件時には、敷地の広いカイネ家にレッドアイをおびき寄せ、拉致してきたエミールに薬を投与して暴走させるという、血も涙もない作戦を実行している。
非道の限りを尽くしてもなおレッドアイを止められず、部下を置き去りにして逃走し、警察から指名手配を受けた。
Disc2
私立レプリカント高等学校 体育祭編
カイネの兄という設定で登場する。
幼馴染のニーア(兄)と同じく教育実習生として学校に来ているものの、一貫して体育祭をサボっているので出番は少なめ。
余談
『DOD3』のコミカライズ作品『死ニ至ル赤』に出てくるネロというキャラクターは、テュランの遠い先祖に当たると、ディレクターのヨコオタロウ氏によって語られている(コミックス3巻参照)。
『SINoALICE』に登場する武器「カイネの双剣 ver.1.224」にはテュランにまつわるウェポンストーリーが存在する。
また、「カイネ/クラッシャー」のジョブストーリーには、テュランに対するカイネの心情が好意的に綴られている。カイネにとって、テュランとの歪な絆は生きる糧にもなっていたそう。
関連イラスト
関連タグ
シリーズ
キャラクター
ニーア(NieR) カイネ(NieR) エミール/実験兵器7号
表記揺れ