概要
プレイヤーは巨大なすごろくの上をダイスに従って進み、ゴールを目指す。
参加できるのは基本一人であり、マスに応じて戦闘が発生したり、能力が変化したり、アイテムを入手できたりする。
中にはここでしか見れない貴重なモンスターやアイテムとの出会いがあることも。
すごろく場自体が施設として独立していることもあれば、カジノ内に併設されていることもある。
また、『ドラゴンクエストⅩ』では巨大すごろくではなくテーブルサイズに縮小されており、参加するのもプレイヤー自身ではなく専用の駒である。
参加にはふくびき券が必要だが非売品で、世界各地のタンスやタルの中などを物色することで入手できることが多い。
また、一部のモンスターがドロップすることもある。
『Ⅹ』では、カジノプレイチケット3枚で参加できる。
BGMは総じて「ローリング・ダイス」という曲。コロコロとサイコロを転がしているような楽しい曲調である。
各作品のすごろく場
ドラゴンクエストⅢ(SFC版)
ロマリア北部、アッサラーム南西部、ほこらの牢獄北の洞窟、マイラの井戸内、ジパングの井戸内の5か所に存在する。
ジパングの井戸内のみ、しんりゅうに願いを叶えてもらうことで出現する(地味に本物のヒミコがいる)。
ひかりのドレス、グリンガムのムチなど強力なアイテムが入手でき、やるとやらないでは大きな差がある。
ただし、一部のマスでは勝手に能力が上下したり、性格が変わったりするため、気にする人は注意。
なお、ガラケー版以降の移植・リメイクではすごろく場が削除されてしまった。
ドラゴンクエストⅤ(PS2版以降)
オラクルベリーのカジノ地下、カジノ船、妖精世界、魔界、謎の洞窟内の5か所に存在する。
謎の洞窟内のみ、入場にはエスタークを倒す必要がある。どうやらエスタークのお気に入り(!?)の場所らしい。
『Ⅲ』と比べると難易度・理不尽度が上昇しているが、その割に商品はパッとしない。謎のすごろく場の商品はプチタークだが、これを嬉しいと思うかどうかはプレイヤー次第である。
ただ、謎のすごろく場でははかいのてっきゅうやほしふるうでわがいくらでも購入できるというおいしい面もある。
ドラゴンクエストⅩ
バージョン3からカジノ内に実装。プレイヤーは最大4人までで参加でき、パーティを組んでゴールを目指す。
すごろく内では専用の職業とステータスになり、モンスターを倒すことでレベルが上がっていく。ゴールマスにはボスがおり、これを倒すことで上がることができる。
ボスはかなりの強さであり、また誰か一人でもゴールマスに辿り着けばボスと戦えるため、参加人数が多いほど有利である。
スロットやビンゴをチマチマ回すのとは比べ物にならないほどのコインが入手できる他、クリアするとサイコロの残り回数に応じてアクセサリー類を入手できる抽選会が行われるため、実用性も高い。
派生作品
『シアトリズム ドラゴンクエスト』では、オーブを入手するために各モンスターの名を冠したすごろく場に挑戦できる。
『どこパレ』でもカジノの遊戯の一つとして実装されていた。選択した30体のキャラからランダムでプレイキャラが選ばれる。
『ドラゴンクエストタクト』でも実装されているが、バトルマスがやたらと多く、一度出撃したキャラはそのゲーム中二度と使えないため毎度編成しなければならず、すこぶる面倒な仕様となっている。