CV:稲川英里(リベンジオブザセブン)
概要
シティシーフ(女)の1番手。公式イラストは彼女のイラストのみが存在する。
上記のイベントで盗みを働くシーフが彼女であり、彼女を助けた後にイベントを進めていくと運河要塞の潜入作戦を引き受けてもらえ、攻略難易度が大幅に下がる。このイベントに関わってくる事もあり、多くのキャラクターの中で人気は高い方(中には彼女単独でクリアした人もいるほど)。
リメイク版であるリベンジオブザセブンでは超ミニスカートだが、残念ながらスパッツを穿いているためパンチラはしない。
余談
SFC版では彼女が最初に登場するイベントを利用して延々と10万クラウンを稼ぐ裏技が存在する。
また、彼女がモンスターに襲われているのを見捨てる時の皇帝のセリフ「ははっ、ざまあみろ!」ならびにモンスターに襲われているキャットを背にして呟く「アバロンのダニが1匹減ったな」は一部で有名(なお、この選択でもキャットは自力で生還する)。
後年にリリースされた『エンペラーズサガ』にも「あいつはアバロンのダニだ」なんて選択肢があり、スマホ版『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』でも将軍として登場したジェラールの趣味が「ダニたいじ」である。
それもあってか「ダニ」がプレイヤー間でキャットの愛称として浸透している。
キャットを助けるとシーフギルドの協力を得られる展開になるのだが、実はキャットを助けても協力を得られない展開がある。年代ジャンプをしてしまうか、要塞を強行突破しようとした場合である。ある程度は取り返しがつくが、どうにもならない場合もあるため、彼女を仲間にしたい場合やシティシーフを戦力に加えたい場合はうかつに強行突破策に走ったり、年代ジャンプを挟むようなイベントを起こさないこと。
また、キャットが協力してくれているときでも酒場でキャットと話したあと倉庫でキャットと再会するまでのわずかな間に強行突破策に走ったりすると、目印が置かれなくなる。要注意。
イベント中彼女が隠れ家にしていた場所は、最終皇帝の時代にタームの再侵攻イベントが発生してアバロン市街地までその手が及んだ場合、唯一の回復ポイントになる。覚えておくとよい。
書籍『冒険ガイドブック』によると年齢は17歳で、年齢が判明しているキャラクターの中では最年少である。
画集『時織人』に拠ればシーフギルドのリーダー格で義賊を目指しており、貧しい者からは盗まないとのこと。
書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』では、キャットは「ギルドの首領の娘」と紹介されているが、「キャットの親がギルドの首領」という意味なのか、それともキャット自身が「ギルド首領を務める娘っ子」という意味なのかは不明である。
『エンペラーズサガ』では、お城に忍び込んだところでクジンシーの襲撃を受けた為、成り行きで仲間となり、以降のナビゲーターとなる。戦士カードとしても登場し、ランクはウルトラレア(UR)になっている他、第6弾友だち招待特典として「キャット【導き】」が登場。URのカードの説明には「シーフギルドのリーダー的存在である女盗賊。正統派の義賊を目指している」と書かれている。
『河津のエンサガクロペディア:皇帝全書』での河津氏によると、身長は150cmくらいとのこと。
キャラ性能としては、クラス全体の傾向として、最上位層には届かない程度の素早さとそこそこの器用さが特徴と言えば特徴。
器用さに優れる帝国猟兵男女、得意武器の多い帝国軽装歩兵(女)と比べて素早さの高さが差別点となるだろう。
彼女自身の特長としては、クラス内ではトップの素早さと理力……なのだが、魔力が低いため、後者はあまり意味がない。
実は、割と重要なポイントとして、クラスで唯一体術の適性を持っている(閃き適正も体術)。
そのため、固定装備であるヒールのサンダルの固有技「ふみつけ」を最も活用できるキャラといえる。
……まぁ、消費WPに見合った威力とは言い難い浪漫技ではあるのだが。敵に使われると怖い技なんだけどなぁ。
ロマサガRSの彼女(シティシーフ)が体術適性キャラなのも、この辺を踏まえてのことと思われる。
関連イラスト
関連タグ
ダニ:キャットのプレイヤー達からのあだ名。前述の通り蔑称ではない。
ジェラール:前述の通り外部作品ではキャットとの関連要素がある他、本作(及びリメイク版)でもゲーム内での絡みがある上に、『前情報なしで運河要塞イベントをクリアすると、年代ジャンプが発生して世代交代によりジェラールとキャットは仲良くフェードアウトしてしまう』ということから、カップリングとして好むファンもいる。
キャット銀行:原作版で可能だった、金策系の裏技。その内容からキャットが絡んでいるためこの通称で呼ばれている。