「君に極限の術(アート)を見せよう」
CV:杉田智和(フルメタル・パニック!Invisible Victory/戦うフー・デアーズ・ウィンズ/スーパーロボット大戦V)
概要
レナード・テスタロッサの直属の部下である東洋系アメリカ人。どんな時でも冷静沈着で紳士的な態度を取るが、それが敵には慇懃無礼な態度と見られることも。
レナードには絶対的な忠誠を誓っており、彼の片腕として各地で暗躍する。
過去の経歴は不明だが、元は軍やテロ組織には所属しておらず一介の武術家だったらしく、AS戦でも単分子カッターを用いた格闘戦が専門分野。
その実力は同じくASでの格闘戦を得意とするベルファンガン・クルーゾー(以下、クルーゾー)をもって「同じ機体だったとしてもヤツの方が上」とまで言わしめた。
しかし、「とるに足らない30代の麻薬中毒者に敗れた(とも言える)」「妻子を守れなかった」などの辛い過去を背負っているような情報もある。
一部のスパロボシリーズとゲーム『戦うフー・デアーズ・ウィンズ』では銀髪だが、TVアニメ4期『Invisible Victory』では黒髪となっている。
劇中の活躍
初登場は『つづくオン・マイ・オウン』で、冒頭における墓参りのシーンでECSで不可視化したコダールに搭乗し、レナードを護衛していた。
『つどうメイク・マイ・デイ』ではテレサ・テスタロッサの拉致を試みるも失敗に終わる。
その後、ニケーロにあるレナードの邸宅に襲撃を仕掛けたクルツ・ウェーバー、メリッサ・マオ、クルーゾーのM9を黒いエリゴールで迎撃している。
『ずっと、スタンド・バイ・ミー』にて核ミサイル基地の防衛としてクルーゾーらと対峙。
それまでの紳士的な態度をかなぐり捨てて挑み、ラムダ・ドライバの力を纏わせた日本刀(の形をした金属塊)で圧倒しつつも、性能の劣る機体で自身と渡り合うクルーゾーを賞賛し、敬意を払っていた。
しかし、最後はクルーゾーの機体を暴走させた捨て身の特攻で死亡。
だが、逆に生きていたクルーゾーの方が、運だけで生き延びてしまったことへの後ろめたさを感じていた。